こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ【テクニカル分析4【抵抗線 / 支持線】 です。
中期投資におけるテクニカル分析、、、必須です!
これまでも、いくつか記事を書いてきましたが、テクニカル分析は、
「トレンドライン」、「MA線」、そして今回説明する「抵抗線 / 指示線」があれば、できます。
トレンドライン、MA線については、過去にすでに記事を書いておりますので、
気になる方は、以下をご参考にしてください。
抵抗線 / 支持線 以下に沿って解説していきたいと思います。
・抵抗線 / 支持線の定義
・抵抗線 ⇒ 指示線への変化
・抵抗線 / 支持線の使い方
・支持線がうまく機能した例
3つとも共通して言えるのは、覚えてしまえばすごく簡単に使うことができます。
実際、抵抗線 / 支持線を根拠にして買った銘柄で、実際に利益を出した売買もありますので、最後に紹介します!
・抵抗線 / 支持線の定義
・抵抗線(レジスタンス)
抵抗線は上図の通り、
高値と高値を結んだ赤い線が抵抗線(レジスタンス)になります。
株価が、見えない壁にぶつかり、反撥していることがわかります。
チャート的に、直近高値は意識される傾向にあります。
なぜかというと、高値付近に近づくと、一旦売って利益を確定させようとする人が出てくるからです。
売りが出ると、それに続いて利益を確定させる人が出てきてさらに下がります。
さらにさらに、それに乗じて空売りする人も出てくるので、結構下がったりします。
なので!このようなチャート形成することはよくあります。
このレジスタンスの壁を突破できると、さらなる上昇への期待が高まり、
より高値へとトライしていく流れになります。
・支持線(サポート)
先ほどの抵抗線の逆バージョンです。
下値を支える見えない壁のことを言います。
理屈は、抵抗線と同じです。
直近安値が意識され、近いところまで下がったら反撥する
空売り勢は、反撥に合わせて買い戻しを行うため、さらに株価は上昇する
といった流れです。(必ずしもそうとは限りませんが、、、、)
・抵抗線 ⇒ 指示線への変化
上図は、抵抗線 ⇒ 支持線と変化しているチャートになります。
抵抗線の延長が支持線(サポートライン)となり、下値を支えていることがわかります。
このように、高値、安値が集中した価格は、意識されやすく、
そのポイントが多ければ多いほど、より信頼できる補助線となります。
・他の補助線との組み合わせ
支持線、抵抗線は、他のトレンドライン、MA線と組み合わせると、より強い根拠になります。
平行線と、トレンドラインやMA線が重なる部分などは、
株価が上昇に転じるポイントになりえますので、そのような銘柄を見つけたらチャンスですね。
(コロナショックの影響で、最近綺麗なチャートを見つけるのが結構難しいと感じています、、)
・抵抗線 / 支持線の使い方
1,反撥が想定される部分を売買ポイントに設定する
2,指示線を、損切ラインにする
1については、これまで書いてきた通りですが、
他の補助線と組み合わせて、補助線と補助線が重なる部分などを売買ポイントにしていくのが良いと思います。
また、レンジ相場で、何度か高値チャレンジしているチャートもよく見かけます。
上昇基調にあって、直近高値を試しているときは、次に壁を突破して大きく続伸する可能性も秘めているので、
ファンダメンタルの分析をしっかりと行って問題なければ、買っていくのはありだと思います!
2については、個人的には良くやります。
直近安値を、サポートラインとして引き、それよりも下がったら売りという設定をします。
サポートで反撥しない場合、下落に転じる可能性も秘めているので、
そういった場合は早々に退場するようにしています。
支持線がうまく機能した例
上図は、過去のぼくの実売記録です。
「抵抗線 ⇒ 支持線のライン」 × 「MA線に近くなる部分」を反撥ポイントと想定して、購入しました。
結果、短期間で、売買利益20%を出すことができました。
過去の記事で、売買経緯の詳細を書いていますので、ご興味ある方は以下よりご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、テクニカル分析は、
「トレンドライン」、「MA線」、「抵抗線 / 指示線」の3つがあれば、基本的には分析を行うことができます。
記事を全て見てくれている方は、これでマスターですね!
売買からの教訓ですが、
スイングトレード(数週間~数カ月)売買においては、
損切価格(何%まで下がってもOKなど)を決めていたとしても、
自分の戦略(チャート分析)が崩れた時点で、銘柄売却を検討した方が良いと思っています。
市場が大きく動く際は、トレンドラインやMA線などは、
良く無視された下落することも、しばしばしばしばしばしばあります。(どんだけあるんだ、、、)
そんなとき、ぼくは損切価格までは様子見るか、、、とそのまま銘柄を持ち続けていたのですが、
結局力なく徐々に下がっていき、目標(?)の損切ラインに到達! ⇒ 売却!おめ!なんてことが、何回かありました。
この決断が、株式投資の難しさであると思うのですが、1年ならしてみたときに、
思い切った損切り手法の方が、よりよい成績を残せるようになるのかなー、と思っています。