こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ 仮想通貨の沼【BCG参入&失敗&教訓】 です。
今回はみんな大好き損失の話です!笑
短期投資ステイ時期(3月末以降)に、ちょっと勉強のためにと思って始めたBCG(ブロックチェーンゲーム)。
短期投資の資金を少量つぎ込み、分散投資をするつもりが、かなりのめりこんでしまい、結果大きな損失となりました、、、、
分散投資で戦略的に行えば、仮想通貨の投資は絶対やった方が良いと思うのですが、今回書くBCGについては、、、、
個人的にはあまりお勧めができません!そのあたり一通り解説していきたいと思います。
・BCG(ブロックチェーンゲーム)とは
・STEPN
・暴落と塩漬け
・失敗から学んだBCGの根本的な仕組み
・今後のBCG戦略
・BCGの落とし穴
投資家である以上、色々な投資については知っておいたほうが良いと思うので、
参考までに見ていただければと思います。投資は自己責任でお願いします!!
BCG(ブロックチェーンゲーム)とは
ブロックチェーン上に構築されたゲーム(アプリ)のことで、
NFT(デジタル資産)を保有してアクションすることで、ゲーム内の仮想通貨を獲得し、
実際にお金を稼ぐことができます。
イメージでいうと、例えばドラクエをやっていて、モンスターを倒すとお金がもらえ、
それらは武器や防具を買うために使用しますよね?BCGでは、もちろん武器や防具も変えるのですが、
それを現実世界に持ち出して、仮想通貨取引所で、その通貨とUS$をトレードすることができる
みたいなイメージです。
BCGは、Defiという分散型金融というシステムがベースで、中央管理者を必要としないアプリケーションです。
と言われても?な人も多い方と思いますが、要は、例えばお金を銀行に預けるとなると、
それは~銀行によって管理され、所定の手続きを踏む必要があります。
口座開設するのであれば、自分の個人情報を提供しなければなりませんね。
Defiはブロックチェーンの技術により、上記でいう銀行側の人間がいません。
どのように管理しているかといえば、「みんな」で管理しているイメージです。
取引(お金の引き出しや交換)は、1つのブロックに格納され、それらがチェーン上に繋がっていて、
且つ全てオープンになっているため、改ざんが難しく、だからこそ信頼性があるツールであると言えます。
かなりかみ砕いたつもりですが、超アバウトに言っていますので、
Defiに興味がある方は、別でググるか、本を見てください!
ここでは、投資にフォーカスするので、一旦defi説明は終わります。
話をBCGに戻すのですが、今年に入ってから様々なゲームが開発されてきています。
STEPN
ぼくがBCGを知ったのが4月上旬くらいで、色々調べているうちに、「STEPN」というゲームを知り、
トライしてみることにしました。STEPNは、歩いて稼ぐことができるアプリで、
靴のNFT(ゲーム上に出てくる靴)を購入して、アプリを起動させながら歩くことで、
仮想通貨が稼げるといった内容になっています。
今振り返れば、当時はまさにバブル絶頂の時期で、1日歩くだけで日給数万円とかはザラでした。
もう4年くらい投資をやっているのにとても恥ずかしいのですが、分散投資のつもりが、これはかなりチャンスだと思い、
短期投資のかなりの額をSTEPENにつぎ込んでしまいました、、、(数十万円です、、)
暴落と塩漬け
STEPNに潜入してから、暴落は10日後くらいにおこりました(早すぎ、、、泣)
LUNAという 当時、仮想通貨の時価総額ランキングでTOP10以内の通貨が、
1万分の1になる事件が発生しました。それにつられて、各仮想通貨は軒並み大幅な下落、
STEPNも同様に大きな下落に見舞われました。
期間を置かずに、二度目の暴落がやってきます。
STEPNは、プレイヤーはゲーム内で靴を増やすことができ(費用をかけて)、当時は、
その靴を他プレイヤーに売却することで、差額で利益を出すこともできていました。
この大量に靴を生産して大量に売却するという行動は、投機的な動きに近く、そのメインが中国であると言われていました(確か)。
そこで、中国の取り締まりが規制され、強制的に中国アカウントはストップされるということになりました。
そうなると、中国人ユーザーが一斉に保有しているNFT(靴)を売りに走り、NFTの価値が暴落、合わせて通貨の価値も暴落しました。
さて、ぼくの最大のミスは、損切ができなかったこと です。
BCGを投資100%の目線でなく、投資でありながらもゲームをしている感覚であったことです(ちょっと言い訳かも、、)。
この二度あった大暴落の時に、損切(保有してるNFTの売却)をすることができていれば、
まだ傷は浅かったです。骨折くらいで済んでいました。
結果、今でもNFTの資産は保有している状況なのですが、ぼくがNFTを購入した当時の価値と比べると、
35分の1くらいの価値になっています。原資回収率は25%くらいですので、実に75%の含み損を抱えている状況です。
そして、株と違うのは、この含み損はおそらく復活することが無いです。。。
失敗から学んだBCGの根本的な仕組み
ポンジスキームという言葉をご存じでしょうか?
米国の詐欺師 チャールズ・ポンジの名前からとった、金融詐欺のことです。
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、
実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、
以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、
その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと のことを言います。
BCGは、一言でいえば、「悪意なきポンジ」といえると思います。
なぜなら、先ほどのSTEPNは、靴を売却して利益を得ていましたが、靴を買う人がいなければ、利益が出ることはありません。
靴を買う人は、新規の人なのです。つまり新規ユーザーのお金が、通貨の価値を安定させ、既存ユーザーを儲けさせています。
なので、新規ユーザーが減少すれば、NFTの価格は下落し、通貨価値も下落するため、終了に近づいていくことになります。
STEPN以外にも、様々なゲームが存在しますが、基本的には↑のロジックであると言えます。
なぜなら、どのゲームも必ずNFTを最初に購入する初期投資があるからです。
今後のBCG戦略
BCGはボラティリティが高く、言い換えるとデイトレード向けの相場であります。
(ゲームの内容、仮想通貨の稼げる仕組みによりますが)
1日パソコンをいじれる方の方が有利で、逆に、普段パソコンをいじれない方は、
何か大きいファンダメンタルがあった場合に、不利になります。
また、ポンジの様相もあることから、BCGはプレイして稼ぐのであれば、早期参入がマストです。
情報の鮮度が命になります。ぼくも5月は本当に忙しくて、ありとあらゆるBCGを暇さえあれば調べていたのですが、
それでも時間が全然足りず、本業の傍らやるのは本当に大変でした。
BCGの手練れたちは、常に情報にアンテナを張っている猛者が多いので、かなり不利であると思っています。
なので、ぼくのBCG戦略は以下です。
・早期参入できるタイミングで検討
ポンジを承知の上で、早期参入し、ある程度利益が出たところで売り抜ける という
手法です。たぶんかなり難しいです。WL(ホワイトリスト)などに当たり、
他の人よりもゲームを早くプレイできるなど、早期に参入できるチャンスを抽選でゲットできていたりする場合は、アリかもしれません。
・トレードで儲ける
これは、実は何度か成功しています。
ちょっと具体的な例を出しても、なんのこっちゃの方がほとんどだと思うので、詳しくは説明しないのですが、
仮想通貨が上場するタイミング(どこかの取引所で売買可能となるとき)での超短期トレードです。
投資のタイミングは、株式投資でいうところの、IPOに似ています。
BCGの仮想通貨は、ゲーム内で使用する通貨が結構あるため、
人気のBCGであれば、先のことを考えると需要が出てくる(=価格が上がる)、ことを見越して、
売買を仕掛けて、何度かそこそこの利益を出せました。
(しかし↑のSTEPNの損失がデカすぎてTOTALは全然損しています。ぐはっ!)
・抽選企画にひたすら応募
これは、BCG特有なのですが、ほぼ全てのBCGで、その開発会社だけでなく、
様々なインフルエンサーなどが、NFTのプレゼントキャンペーンをやっています。
NFTをゲットできれば、無料でお金を稼ぐアイテムをゲットできているのと同じなので、
いきなり不良所得BCGを開始できます。
確率は、、、そのゲーム内容によりますが、数打っていけばいずれ当たりそうな感じがします。
(当たっていればもう少し文字数多く書いているけど、自分はまだ当たってないです、、)
・少額投資
これに尽きます、、、、
短期投資の中でも、FXのような超短期を想定して、少ない資金で回すよう心がけます(自分に言っています)
BCGの落とし穴
BCGは、ボラティリティの高さ以外にも、様々なリスクがあります。
・本当のポンジ(=詐欺)が結構ある ※ラグプル
ぼくも一つ引っ掛かっていますが、リアルに詐欺があります。
・誤送金による損失
仮想通貨を補完しておくウォレットというものをネット上に作るのですが、
操作ミスによって、お金を失うことがあります(はい、もちろん私もやらかしております!)
仮想通貨のコントラクトアドレスや、ウォレットのアドレス、さらにはブロックチェーンもBSCやERCなどのチェーンの種類もあり(通信回線的なノリ)、
それらを何か一つでも間違えると、自分の資金がネットという名の宇宙に永久に彷徨うことになります。
このような送金ミスを、GOXと言います。
・詐欺サイト(本物に似せた釣りサイト)がたくさんある
よく、自分のウォレットとサイトを接続して、NFTの購入などを行うのですが、
完璧に模倣した偽サイトも結構あって、そこに間違えてウォレットを接続すると、資金が全部抜かれるという、、、怖すぎ、、、
・てかそもそも始めるハードルが高い
↑の仮想通貨ウォレットの作成や、海外取引所の口座開設など、
とにかく始めるまでにやることがめちゃめちゃあります。たいていの人はここで心折られると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
暴騰も申し上げましたが、結論的には、、、、おすすめできません!笑
リスク高いです。
色々トライしましたが、2勝10敗くらいですね、、、
BCG界隈で生活している人からすれば、今は良いカモになっていますね、、
ただ、NFTやブロックチェーンのWeb3.0の概念は、SONYや任天堂などの有名ゲーム会社も、
どんどん取り入れていて、今後も発展することは間違いないと思います。
そういう意味では、色々と経験できた点は、良かったと思います。
今後は、少額投資を前提に、抽選企画など極力リスクが少ない中で、株式投資と平行でやっていきたいと思います。
あと!ビットコインやイーサリアムなどのメジャーどころの仮想通貨の売買は、
長期投資ではめちゃくちゃ大事だと思うので、↑のBCGとは区別してください!