こんにちは、あつろうです。
このブログは、これから株式投資を始めたいと思っている人、
投資初心者で、これから投資家として成長したい人、に向けて、
「株式投資初心者が利益を上げるまで」を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ テクニカル分析1【<超初級編> 中期投資のチャート分析方法】 です。
「テクニカル分析」をネット調べると、やれMACDやら、やれボリンジャーバンドやら
聞いたことが無い横文字系のキーワードがたくさん出てきます。
果たして何をどう組み合わせて使っていったら良いのか、、、正直よくわからないですよね。
チャート分析は、投資スタイルによって取るべき分析手法が異なります。
入口を間違えてしまうと、勉強迷子になってしまい、
次第にモチベーションが低下してきてしまいますので、チャートについて正しく理解をしておきましょう。
今回の記事では、
・チャートとはなんぞや
・そもそも、なぜチャート分析が必要なのか
・投資スタイルに適したテクニカル分析とは
・ズバリ このチャートの形を選ぶ
を書いていきたいと思います。
この記事を読めば、チャートについて大まかに全体間をとらえることができます。
チャートとはなんぞや
こんな図、どこかで見たことありますよね?
このうまい棒に毛が生えた形を、「ロウソク足」と呼びます。
さらに、太い部分を「実態」と呼び、上と下に生えてるちょび毛君を「ひげ」と呼びます。
ロウソク足は、ある期間における株価の値動きを表しています。
期間は、5分足、日足、週足、月足、、、など色々な種類があります。
意味は単純で、5分足は5分間の株価の値動きを表し、日足は1日の株価の値動き、週足は、1週間の株価の値動きを表しています。
株式市場は、午前9時~午後3時までが、取引時間となっていますので、
日足といえば、この期間に売買された株価の値動きを表すことになります。
ロウソクの実態部分
始値(はじまりね)は、最初の取引の株価を表しており、
終値(おわりね)は、ロウソク足の期間における、最後の取引の株価
(日足のロウソク足であれば、その日の最後の取引の株価)
実態とは、ロウソク足の期間において、始まりと終わりの株価の差を表しています。
始値よりも終値が高い場合、実態は白い色で表し、株価が上昇したことを意味します。
反対に、始値よりも終値の方が低い場合、実態は青い色で表し、株価は下落したことを意味します。
ひげとは
ひげはロウソク足の期間における、最高値(及び最安値)を表しています。
例えば下の図の場合
上記を日足チャートとする場合、その日の最初の取引は1000円でスタートし、
日中一度1100円まで上昇したが、最終的には下落し、850円になったことを表しています。
このように、ろうそく足で株価の値動きを見ていき、チャートの分析を行っていきます。
そもそも、なぜチャート分析が必要なのか
ぼくも最初疑問だったのですが、
株価は需要と供給の関係で上がったり下がったりするわけですが、
会社の業績や将来性以外にも、チャートの形によって、買われたり売られたりします。
実際に、業績が良い会社でも、株価が上がっていない銘柄があり、
これはチャートの形が原因の場合があります。
過去の高値や安値が意識されるなど、過去のチャートの形から今後株価がどうなるか予想する投資家が多く、そのため、チャート分析が必要になってきます。
中期投資において、チャート分析は超重要です。
なぜなら、「安い時に買って、高い時に売る」のがキャピタルゲイン投資の基本なので、
「安い時」を、チャート分析を行い見つけていきます。
中期投資において見るべきチャートの種類
中期投資(数週間~数カ月)の株式投資においては、
「週足チャート」をメインに見ていきます。
(全体的な推移確認のために月足のチャートも見ていきます)
日足チャートは、ほとんど見ません。その理由は以下です。
1、週足の方が、値動きの根拠が大きい
2、サラリーマンなので、毎日株価を気にしてられない
1について、日足の場合は、仕手株などの株価を意図的に操作する値動きの場合があり、信頼度が欠けます。
なので、よりデータが多い週足の方が、より信頼性が高いデータと言える部分があります。
2についてはそのままです。
僕自身、平日に株価を気にすることはほとんどなく、翌週の戦略を週末に行うくらいです。
毎日価を気にしていたら、本業にも支障がでてきてしまいますよね。
平日は本業に集中し、土日の隙間時間で株のことをやっています。
こんな生活でも、実際に利益を出すことができていますから、みなさんでもできます!
ズバリ このチャートの形を選ぶ
ズバリ、この形のチャートを選びます。
週足で、右肩上がりに株価が推移しているチャートを選びます。
理由は、今後も上昇する可能性が高いからです。
このチャートを見ると、右肩上がりの中にも、凸凹波打って上昇しているのがわかると思います。
「安い時に買う」のは、右肩上がりのチャートの中で、安い部分を狙って買うことになります。
よくある間違いは、株価がずっと下がっているチャートの銘柄で、
さすがにここまで下がったから、これからは上がるはず、、、などと、
根拠のない自信で、株を買ってしまうことです。
いつかは上がるのかもしれませんが、それがいつになるかもわからないですし、
本当に上がるかどうかもわかりません。
長期保有が目的であればそれも1つの戦略として良いかもしれませんが、
それはたくさん資金がある人達がやることで、ぼくのような平凡給料のサラリーマンには、
投資効率(投資期間に対しての利回り)が悪すぎます。
資金効率の観点からも、上昇トレンドの中でチャンスを見つけ出すことが重要です。
その先の分析手法について
超端的に言うと、補助線を3~5本引くくらいです!
冒頭で書いた ボリンジャーバンドやら、MACDやらは一切使いません。
参考書を漁ると、これら横文字系の分析手法を解説した本が色々あるのですが、
これらは、デイトレードや短期の売買に適した手法といえます。
平日は、帰宅後ごはん食べて風呂入って調べものしてちょっとゲームして寝る!の生活なので、毎日分析はやってられません!
週末の補助線引きで、十分投資活動は行えます。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポイント
・チャートは一定期間の株価の変動を表す
・株価は、業績以外に過去のチャートの形によっても変動する
・中期投資においては、週足チャートを見る
・上昇トレンドのチャートを選ぶ
まずは、全体間がなんとなくつかめましたでしょうか?
中期投資においては、チャート分析避けては通れないので、是非イメージをつかんでください。
別の記事で、具体的なテクニカル分析の手法を、テーマごとに色々紹介していきます。
また、チャートを見る方法についてご紹介しておきます。
色々なサイトで見ることができますが、
個人的には、「スマートチャートプラス」をお勧めします。
見やすさや分析のしやすさなどが主な利点ですが、
日経新聞を購読していると、見ている会社に大きなニュースや発表があった際に、
チャートを見ながら関連ニュースを見ることができるので、作業効率が良いです。
是非色々といじってみて、チャートに慣れてもらえればと思います。