投資の手法

株価が変動する要因【抑えるべき7つの情報】

 

 

こんにちは、あつろうです。

 

このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、

投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、

【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、

株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。

 

初めての方はコチラもどうぞ

 

今回のテーマ 株価が変動する要因【抑えるべき7つの情報】 です。

 

株価は需要と供給の量によって決定します。

ある会社の株について、欲しい人が売りたい人を上回れば株価は上昇します。

 

では、どういったときに需要と供給の量は増減するのか。

このロジックを知っておかないと、株式投資において勝つことは難しくなります。

 

中期投資において、個人投資家が注目しておかなければならない情報がいくつかあります。

今回の記事では、7つのポイントを一つ一つ解説していきたいと思います。

 

抑えるべきポイントを把握して、日々株式投資に必要な情報をキャッチできるようにしましょう。

 

日本の経済動向

 

一般的に、景気が良いと株価は上昇し、景気が悪くなると株価は下落します。

ただ、ぼくたちのような中期投資組は、そんなに日々細かく情報収集する必要もないです。

例えば、「自動車販売台数」や「雇用統計」など、色々な経済指標がありますが、

デイトレードをしているわけではないので、あんまり気にしなくても大丈夫です。

 

全体的にアバウトで把握しておけばOKです。

例えば、GDP成長率くらいは抑えておきましょう。

日本は、GDP成長率こそ、ここ10年で年1~2%くらいと、低成長ですが、

GDPの規模感は世界3位とまだまだ経済大国であることに変わりありません。

そのため、投資マネーも他国に比べると集まります。

 

今の状況としては、コロナ後、各国と同じように経済政策

(お金のばらまき、企業支援、ETFの購入など)を行った結果、

急激に株価は上昇し、元の水準に戻っています。

直近だと、全体的な方向感は停滞しているようなイメージですので、

アフターコロナでさらに活躍する企業を見極めることが重要になってきます。

 

また、株価は全体の指数との連動性があります。

例えば、日経平均が下落すれば、それにつられて個別銘柄の株価も、

全体的には下がる傾向があります。※もちろん、株価が上昇し続ける銘柄もたくさんあります。

そういった連動性があることを知っていると、株価上昇の波に乗れるタイミングがあります。

 

スピード感が求められるデイトレードや短期投資をしているわけではないため、

このような感じで、全体感を把握しておけば大丈夫と個人的には思っています。

 

 

チャート

 

中期投資においてはチャートの形が株価に与える影響が大きいです。

過去のチャートの形から変化があるので、保有銘柄、及び注目している企業のチャートは、週単位で確認しておきましょう。

 

詳しくは以下よりどうぞ

テクニカル分析1【<超初級編> 中期投資のチャート分析方法】

 

アメリカ様の動き

 

アメリカ様は,世界に占めるGDPの割合が約24%を占める大国です。

そのため、アメリカの景気動向は世界経済の影響が強く、当然株式にも大きな影響を与えます。

 

例えば、NY ダウ

これは、日経平均のアメリカ版で、NYの大型銘柄30社の株価を数値化したものです。

 

一般的に、NYダウが下がれば翌日の日本株も下がる傾向があり、連動性が強いです。

NY市場は間と約8時間時差があり、日本時間のAM6:00くらいに、NYの株式市場は取引終了となります。

ぼくは、前日のNYダウの動向は毎朝チェックするようにしています。

 

決算前後

 

決算発表の前後は株価が変動しやすいです。

これは、今まで50社ほど売買を繰り返してきたぼくの経験からいっても、

自信を持って言えます。

 

決算の結果を受けて株価は変動しますが、重要なことは、市場予想とのギャップによって、

株価の変動が起きるということです。

何が言いたいかというと、たとえ決算の結果が売上マイナスになったとしても、

市場が事前に予想していた下落幅よりも、実際の下落額が少なければ、むしろ株価は上昇したりもします。

 

市場予想は、会社四季報の予測値などで、把握することができます。

なので、決算短信を読むときは、その発表がサプライズなのかどうかを見極めることが重要になります。

 

また、業績関係なく、決算前には価格が下落することがあります。

これは、機関投資家が、利益確定の売りや銘柄整理のための売りなど仕掛ける場合があるからです。

会社の業績動向に関係なく株価が動く可能性があるので、決算前後は注意が必要です。(逆に上昇する場合もあります)

 

僕自身、決算前後はなるべく売買をしないようにしています。

保有銘柄であれば、利益がプラスのポジションにいる会社については、

決算前は深追いせず、利益を確定させることも全然あります。

 

なので、保有銘柄及び注目企業については、

次の決算発表がいつになるのか、把握しておくことをお勧めします。

 

配当前

 

配当金が支払われる直前は、株価が上昇する場合があります。

配当金は、1年間その株を持っていたらもらえるというわけではなく、

権利確定日に株券をもっているかどうか、で配当金がもらえるかどうか決まります。

 

なので、権利日が近づくと、配当金狙いの投資家が株を買うため株価が上昇し、

権利失効日になると、株価が下落するというパターンがあります。

 

全体的に上昇トレンドであれば、チャートの形によっては、

配当後の株価が下落したタイミングで仕込むことも、ありかもしれませんね。

 

株式分割・公募増資

株式分割とは

より多くの投資家に買ってもらいたい、流動性を高めたい、といった目的等から、

指定する割合に株価価値を分割し、株価を下げることです。

 

例えば、株価が10000円の銘柄が株式分割(1:2)を行った場合、

1株あたり10,000円 ⇒ 5,000円となります。

※その時点で株を保有している人は、株券の数は2倍となり、資産価値は分割前と同じ状態になります。

 

こうすることで、最低購入金額のハードルが下がるため、個人投資家の数が増えることになります。

流動性が高まることから、一般的には、株式分割が行われると株価は、上昇しやすいと言われます。

 

とはいえ、株式分割を予想することは中々難しいので、

手札銘柄、保有銘柄で分割が起きたときに、冷静に対応できればOKと思います。

 

 

公募増資とは

企業が、資金集めのために、追加で株式を発行することです。

これは、追加発行する目的をしっかりと把握することが重要になります。

 

未来に向けて、新しい事業を行うための資金集めであれば、その事業に将来性があれば良い公募増資です。

逆に、借金の返済に充てたいための公募増資なども存在します。

この場合は、市場に与える影響としては悪いものになりますので、注意が必要です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

ざっくりと、株価が変動する要因をまとめてみました。

ポイント

・日本の経済動向 : ばっくりと全体感をとらえておく

・チャート    : 中期投資において分析は必須

・アメリカ様   : モーニングサテライトを見よう

・決算前後    : できるだけ売買を控える ※かなり個人的な意見です!

・配当前     : 実はそんなに気にしたことないが、一応注意

・株式分割    : 流動性が高まる ※株価上昇の可能性あり

・公募増資    : 増資の目的を確認する

 

もちろん、これ以外にも株価変動の要因になりえるものはたくさんありますが、

全体感がなんとなくわかると、情報のアンテナの張り方も変わってきますので、

まずは、最低限この7つについては、抑えておくと良いと思います。

 

情報の収集方法については、また別の記事を書いていく予定です。

 

 

 

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