投資の手法

個人投資家が勝負を避けるべき相手とは【機関投資家について】

 

こんにちは、あつろうです。

 

このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、

投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、

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株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。

 

初めての方はコチラもどうぞ    

 

今回のテーマ  個人投資家が勝負を避けるべき相手とは【機関投資家について】 です。

 

勝負を避ける相手 = ズバリ「機関投資家」です。

ぼくのような個人投資家は、限られた情報と、限られた時間で株式投資を行うため、

正直言って、投資でご飯を食べているプロには勝つことは難しいと思います、、、

何が難しいのか、どうすれば良いのか、以下に沿って詳しく説明していきます。

 

・機関投資家とは

・なぜ、勝負を避けるのか

・なるべく同じ土俵で戦わない方法

・特に注意する時期

 

実際の売買で、「機関投資家」を意識して売買することはあまり無いかもしれませんが、

投資を行う上では、知っておいた方が良い知識なので、是非覚えていただければと思います。

 

 

機関投資家とは

 

機関投資家とは、 顧客から預かった巨額の資金を株式や債券等で運用して利益を得てる会社や金融機関のことを指します。

具体的には、銀行や保険会社、年金基金、共済組合、農協、政府系金融機関などがあります。

 

期間投資家は、日本の株式の8割を保有していると言われています。

また、売買される株の6~7割は海外の機関投資家となっています。

なんとなく、機関投資家の存在が株式市場を動かしていることが理解できるかと思います。

 

ちなみに小ネタ情報としては、年金基金(GPIF)は約170兆円もの運用資産を有していて、

世界の年金基金の中で圧倒的ナンバーワンであるため、世界最大の機関投資家とも呼ばれています。

 

なぜ勝負を避けるのか

 

機関投資家と個人投資家と比較したとき、以下の2点が大きく違います。

・情報キャッチスピード

保険会社や銀行などの機関投資家は、資金を運用することで利益を出し、

会社を存続させている営利団体、つまりその道のプロです。

そのため、社内には専門のアナリストが在籍し、様々な企業に関する鮮度の高い情報が常日頃飛び交っています。

ぼくのような個人投資家と比べると、情報のキャッチスピードが全然早いと言えるでしょう。

 

そのため、例えば、機関投資家と同じ株を自分が持っていたとすると、

その銘柄の悪い情報が出た瞬間に、機関投資家が先に売りを仕掛けていくことになります。

ただでさえ日中の売買ができないのに、、、情報戦で負けていたら、真っ向勝負では当然勝つことはできません。

・動かす資金額

機関投資家は、顧客から預かった多額の資金を運用しています。

運用で利益をしっかりと出すため、ちまちま投資することはまず無いです。

1銘柄につき売買する額の桁が違います。

 

スピードで勝てない上に、大量に売買されるため、

悪いニュースが出た企業の株価が一気に暴落するリスクがあります。

 

なので、できるだけ機関投資家とは勝負を避けていくべきだということです。

 

なるべく同じ土俵で戦わない方法

 

ズバリ 時価総額の低い企業(目安は500億以下)を選定することです。

機関投資家は、社内ルールで時価総額500億円以下の企業への投資が禁止されているケースが多いです。

理由としては、想像ですが、以下の2点が挙げられます。

 

・流動性のリスクが高いため

株は、買い手と売り手がいて初めて売買が成立します。

時価総額が少ない企業 = 発行済み株式数が少ない ⇒ 日中の売買の数が少ない(売買高が少ない)となります。

 

機関投資家は、多額の資金で売買を行いますので、売買数がそもそも少ない銘柄は、

「売りたいときに売れない」事態が起きる可能性があります。

このように、流動性のリスクの観点から、小さい規模の会社への投資はしないものと思います。

 

・小さい会社で投資をしていても、儲けの絶対額が少ないため

先ほどと重複しますが、運用益で会社が成り立っているため、とにかく額を稼がないとなりません。

額を稼ぐには、より多くの資金を運用する必要がありますが、

小さい会社の場合、上述の流動性のリスクから、少ないお金での運用しかできなくなってしまいます。

 

この利益の絶対額の観点も、小さい会社への投資は禁止されている理由の一つになっていると思います。

 

・特にこの日に注意

 

「決算日」には注意しましょう!!!

 

期間投資家は、情報のキャッチスピードが速い ⇒ 決算前後に値動き激しくなる傾向があります。

また、一方で、運用する銘柄の整理も定期的に行われており、

決算の業績関係なく売られたり買われたりするケースもしばしばあります。

困ったことに、正直どっちに転ぶかわからないのです、、、、、

 

だから、ぼくはなるべく決算前後の売買を避けるようにしています。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

ポイント

・機関投資家とは     : お堅い人たち

・なぜ、勝負を避けるのか : 情報&資金で絶対勝てないから

・同じ土俵で戦わない方法 : 小さい規模感の会社を選ぶ!

・特にこの日に注意    : 決算前後

 

銘柄の選びの段階で、500億円以下のフィルタをかけて、企業をピックしていった方が良いです。

銘柄の選び方のポイントは、他にもいくつかあります。

以下の記事で詳しく解説していますので、是非見てみてください。

 

初心者の銘柄の探し方教えます。【どこの何を見れば良いのか】

 

また、より詳しく学びたいかたは、以下をお勧めしています。

私も参加しましたが、非常にわかりやすく、銘柄選びのポイントを学べる講座になっています。

 

四季報勉強会

 

決算前後は本当にトラウマがありまして、、、自分としては、かなり避けています。

利益の目標額に到達していなくても、決算が近くなったら売ってしまうスタンスです。

どうしてもギャンブル要素が強い気がして、、、

 

機関投資家の動きに合わせて、うまく同じ波にのるのも、投資手法の一つかもしれません。

今なら、環境問題や再生エネルギー関連の銘柄は、少し前から注目されて株価が爆上げしている企業も多いです。

中長期的に見たら、環境関連のETFを仕込んでおくのがありと思います。

 

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