こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ 2023 WEEK15【インフレ最重要指標CPI発表】 です。
なんか最近経済指標発表のサイクルが早く感じています、、、
雇用統計やらPCEやらFOMCやら色々通過したと思ったら、また相場を大きく動かす可能性のあるCPIですね。
ですが、長期投資も短期投資も、かなり大事なタイミングになりそうなので、
引き続きこのあたりの指標の結果はしっかりとみていき、相場状況を理解した上で、
投資に臨むことが必要と思います。以下に沿って解説していきます。
・2023 WEEK15 市況解説
・投資戦略(短期)
・投資戦略(長期)
2023 WEEK15 市況解説
1週間通して、あまり方向性の見えない相場展開でしたね。
CPIの結果も、マーケットの予想通りとなり、これまでのようなアホみたいなボラティリティの投機的な値動きにはなりませんでした。
VIX指数もかなり落ち着きを取り戻し、銀行問題はかなり落ち着きを取り戻している感があります。
リセッションへの意識と利下げへの期待がぶつかり合って、株価は上下しているように思いますが、
5月のFOMCを抜けたタイミングでは、よりその傾向がはっきりしてきそうな気がしています。
ただし、何度かブログでも書いてきましたが、FRBの今後の政策金利見通しと、
マーケットの予測はかなり乖離があるので、もしマーケットの見通し通りに政策金利が動かない(という予想が明確になった)場合、
株式相場などは大きく下落するリスクは、現時点ではまだあるかなーと思っています。
なので、毎週金利の動向はチェックしていくことが重要ですね!
今は逆金融相場の終了地点となるのか、のタイミングに差し掛かっていますので、
この転換点を見極めて、次の波に乗っていきたいと思います。
また、仮想通貨もさらに一段高となりました。
コツコツ投資をしてきた人は、底値で買った時から早くも2倍となっていますね、、、恐るべし、、、やはり、分散投資には必須と思います!
4/10(月)日銀 植田新総裁 会見
黒田さんから植田さんに日銀総裁が代わり、初めての記者会見。
当初はYCC(イールドカーブコントロール)の早期撤廃なども囁かれ、円高に重心が高まっていた時期もありましたが、会見ではYCCを含めて、金融緩和の継続が適当と発言され、これまでの黒田路線を継承していく感じの会見となりました。
これを受けて、日米の金利差を縮める結果とはならなかったため、為替相場は円安ドル高に推移しました。
4/12(水)CPI(米消費者物価指数)
<総合>
予想 : 5.2%
結果 : 5.0%(前月6.0%)
<コア>
予想 : 5.6%
結果 : 5.6%(前月5.5%)
結果は予想通り。コア指数は前月よりも伸びている結果となり、雇用も堅調であることも背景に、
次回FOMCでの利上げ観測が強まり、CPI発表当日の株式相場は下落となりました。
総合指数は大きくインフレが収まっている感が強いのですが、
これはロシアウクライナ問題のエネルギーなどのコモディティ関連の影響が強く、
サービスなどのいわゆる経済的な物価については引き続き高止まりしている状況ということかと思います。
物価目標というのは、どこの国も大抵2%くらいが適正水準となりますので、
この数値まではまだまだ程遠いのですが、果たして次のFOMCを最後に利下げに転じるのかは、、、、
僕自信もかなり疑問を抱きながら、みています。
4/13(木)PPI(生産者物価指数)
<総合>
予想 : 3.1%
結果 : 2.7%(前月4.6%)
<コア>
予想 : 4.1%
結果 : 3.4%(前月4.4%)
PPIは、 米国内の製造業者の販売価格を1万品目ほど調査し、製造段階別、産業別の数値を発表する指標です。
CPIは消費者が感じとる物価指数なので、要はCPIよりもより先行指標になりやすい指標と言えるかと思います。
(製造業の物価が高くなっていれば、最終消費者に販売される価格も高くなるため)
さて、結果は予想を大きく超える下落率となり、インフレが抑えられていることを示す結果となっています。
これにより、いよいよ利下げが意識され、株価は大きく上昇する結果となりました。
経済指標のスケジュールは色々なサイトで見ることができますが、自分は以下のサイトで見ています。参考までに!
投資戦略(短期)
・日本株
むむ!全然気にしていません!
・米国株
売りでスタンバイ中です。
前回高値にさしかかり、MACDが下落トレンドに転換するタイミングで売りを仕掛けたいと考えています。ファンダメンタル的には、5月の利上げの先の利下げを織り込んできている株式相場ですが、リセッション要素が大きく全面にでた時に、大きな下落をする可能性があると思っています。
・中国株
中国株は、2週間前に購入しまして、現在保有中です。
MACDの上昇トレンド転換と、200日と100日のMA線のゴールデンクロスの初期段階で、短中期の上昇が望めるのはないか戦略です。→というのが前週の状態で、ちょっと停滞気味ですが、まだ持っています。
・商品系
天然ガス保有中です。
底値ラインを損切り基準としつつ、やや底値を固めたようなチャート形成ということもあり、反発上昇狙いで購入しています。
(もはや下落スピードが尋常じゃなさすぎて、チャートが出来高に隠れてしまっている、、、、)
・FX
円高方向を軸足に、売買タイミングを伺っています。
利下げが濃厚になるなら、ドル安円高の流れはかなり強まると思うので、その波に乗れるように準備運動中です!
投資戦略(長期)
全体的には、年後半の利下げに向けて、現金比率が低くなるように、買う量を増やしていっています。
・株、ETF
現状、大きく買うことははしていません。
リセッション懸念もあるので、多少現金を多く持っています。
・国債
こちらは、またまた買い増ししていく予定です。
利下げなら、国債価格は上がるから です。
・仮想通貨
このブログでは、年末あたりから何度かトピックスでも紹介していましたが、かなりチャンスな相場状況と思います。
そして、今週も上がりましたね。まだ仮想通貨への分散投資ができていない方は、チャンスの根拠は、
以下の記事がある程度まとまっているので、参考にしてみてください。
2023 WEEK2【仮想通貨に注目??】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
引き続きやることは金利の動向注視に代わりないですが、そろそろ転換点が差し迫っている感がありますので、
5月のFOMCに向けて、短期も長期も時間をかけて戦略を練っていきたいと思います。かなり重要な時期であると思っています!