こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ 2023 WEEK17【銀行懸念再燃とPCEの結果】 です。
再び銀行懸念再燃ということで、やや乱高下があった1週間となりました。
金曜には、今後の政策金利を見通す上でも重要なPCEの発表がありました。以下に沿って解説してしていきます。
・2023 WEEK17 市況解説
・投資戦略(短期)
・投資戦略(長期)
2023 WEEK17 市況解説
今週は、マチマチ展開ですね、、前半は再びの金融不安によりついに、下落トレンドの始まりかと思いきや、
好決算などを背景に、2日後には 2日間の下落を取り戻す上昇、
翌日は続伸して結果的には週間ベースでは上昇したというのがアメリカ相場でした。
VIX指数も結局前週よりもさらに下がりに下がり15.77という低さですね、、、
日経平均も全体相場に引っ張れられて、1年以上続くレンジ相場の天井付近で推移しています。
短期的なファンダメンタルは、日本株の割安性と、後述する日銀の政策背景から、
レンジを突破してさらに上昇する可能性は秘めているのかと感じます。
テクニカル的にも、この強力なレンジ相場を突破することになれば、それだけ逆張りしている投資家も多いので、
損切りの売りが売りを呼び、株価の急激な上昇につながることも考えられます。
この考え方は、以前の記事でも書いていますので、参考までに。
原油は続落ですね。協調減産から約1ヶ月 今週週中には爆上がりした分を全て吐き出し下落しました。
燻る世界経済の懸念から、需要が弱まり下落につながっています。
とはいえ、インフレ金利問題の出口が見えて、株価が本格的な上昇トレンドになる時には、
需要増となり原油価格はさらに上がりそうな気もします。
しかししかし、原油は世界経済の情勢要因もあれば、供給量の調整による受給バランスが大事なので、
ちょっと他の商品とは違った性質を持っているかもしれません。
為替は、植田さんの会見により、3円近くも円安になりました、、、
大方の見方通りかと思ったのですが、、、、値動き激しすぎですね、、、
このあたりはあつろうも流石に学んできていますので、、もちろんポジションは取っておらずでした!
(逆に、PCE発表後の少し値動き落ち着いたタイミングで、ショートで利益出ています!)
仮想通貨の動きがちょっとよめません、、、
株価と連動して動くことが多く、土日売買もあることから、株価の先行指標としてみていた時もありましたが、
今は株価とあまり連動性なく動いているように感じます。
とはいえ、僕は、仮想通貨は短期ではやらずに長期目線なので、
短期的な値動きはあまり気にせつ、コツコツ毎月買っているような感じです。
1)4/25(火) ファーストリパブリック銀行の株価大暴落
落ち着きを取り戻しつつあった、銀行経営問題の再燃で、アメリカの時価総額ランキングでも
15番目とかなり大きな銀行であるファーストリパブリック銀行の株価が1日で約50%も下落するという事態になりました。
1-3月期の預金流出額が予想以上に多くなり、長期保有の資産などの売却を検討しているとの情報が出回り、
経営不安から株価が売られる展開に。翌日も30%安となり、大暴落となりました。
これが原因で、アメリカの株価指数は大きく下落となり、MACDも下落トレンドとなりました。
(かなりわかりやすいMACDの下落始まりだったので、これはいけると思って、ショートでインしました!)
しかし、木曜には、好決算を背景に株価は大きく上昇。
なんなら、下落幅を軽く上回る伸びで、週間ベースではプラス圏浮上という結果となりました、、
2)4/28(金)日銀 金融政策決定会合
植田総裁に変わってから、初めての金融政策決定会合となり、マーケットの注目度はかなり高かったように思います。
改めて注目点は、現状の金融政策(短期金利の調整(現状はマイナス金利)と、
YCC(イールドカーブコントロール))の政策転換があるかどうか(特に後者)でありました。
結果としては、現状維持ということになりました。
これにより、まず為替相場に関しては、大きくドル高円安となり、3円程度爆上がりしました。
これは、特にYCCの部分の据え置きが大きいですね。YCCは、日銀は長期金利が0.5%を超えそうになったら、
国債をひたすら買いまくり、金利をそれ以上にならないようにコントロールする政策になります。
なので、金利がそれ以上上がらない以上は、日米の金利差は縮小しないので、為替はドル高円安になるというロジックです。
金利と債券の関係、ドルと円が何によって動くのかについては、以下の記事で詳しく触れていいますので、興味ある方はご参照ください!
金利を理解すれば株の理解も深まる【金利が下がって債権上がるって100回聞きました。】
3)4/28(金)PCEデフレーター
<総合価格指数>
予想 :4.1%
結果 :4.2%(前回5.1%)
<コア指数>
予想 :4.5%
結果 :4.5%(前回4.7%)
結果はほぼほぼ予想通りの結果となり、PCEを受けての株価変動は、そこまで大きくなかったように思います。
この結果を受けて、コア指数は依然として高い水準であることから、5月のFOMCでの利上げ観測がさらに高まりました。
経済指標のスケジュールは色々なサイトで見ることができますが、自分は以下のサイトで見ています。参考までに!
投資戦略(短期)
・日本株
前週から引き続きでわからん相場なので、売買はしないと思います。
レンジ相場の天井、中長的な成長懸念で株価は伸びないという気持ち
とはいえ、日本株はPER的にはアメリカなどよりも全然低く、割安な相場ではあるという気持ち
アナリストや、僕がよくみているユーチューバーでも意見が割れていますね。
迷っている時には投資しない これは鉄則です!
・米国株
S&P500をWEEK15からショートでインしていました。
テクニカル的には申し分ない下落余白があるなーと思っていた中で、銀行懸念再燃という追い風が吹いたので、
これはいけるなと思っていたのも束の間、あっという間の上昇で、一旦損切り
(といっても、損は微々たるものですが、テクニカル的に自分の戦略とは違った動きになってしまったので、
そうなるとギャンブル的な感じになってしまうので、一旦売買をやめた!的な感覚です。)
・中国株
現状は、特に買いタイミングの指標がないので、一旦ステイしています。
・商品系
天然ガスは、上昇してからまだ結構下がってきて、わかりやすい下値のサポートラインもあったので、損切りラインを明確に、再びロングポジションを取っています。
・FX
PCE発表後、136円40銭あたりで、ショートポジションでインしています。
テクニカル的には、↓のチャートの通りで、上値のトレンドライン近辺であることと、一気に上昇となった反動の調整が少しはあると思うので!
投資戦略(長期)
全体的には、年後半の利下げに向けて、現金比率が低くなるように、買う量を増やしていっています。
・株、ETF
現状、大きく買うことははしていません。
リセッション懸念もあるので、多少現金を多く持っています。
・国債
こちらは、またまた買い増ししていく予定です。
利下げなら、国債価格は上がるから です。
・仮想通貨
このブログでは、年末あたりから何度かトピックスでも紹介していましたが、かなりチャンスな相場状況と思います。
まだ仮想通貨への分散投資ができていない方は、チャンスの根拠は、以下の記事がある程度まとまっているので、参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それにしても、、、仕事上は、これ以上円安にはいかないでほしいというのが本音なのですが、、、
日銀も早々には政策変更しないということもあり、アメリカのインフレは根強かったりするで、
ドル円相場も底堅そうな気がしてしまっています。。
とはいえ、日本経済的には、円安は物価が高くなる原因の一つであり、大きなウェイトを占めると思いますので、
強制的な物価上昇圧力的な意味では、むしろプラスになる気もするなーと、個人的には思います。
(日本は貧乏性で、普通のサイクルでは物価上昇→賃金上昇はあまり見込めないため)
今の為替レートで換算すると、アメリカの平均給料は、1,000万を超えています。
日本の平均給料が450万くらいなので、2倍以上の差があることになりますね、、、
毎年物価上昇、賃金上昇を繰り返しているアメリカと、30年間経済が停滞して物価も賃金も上がっていない日本との差は、
今後も広がっていくのだろうなーと思います。出稼ぎに海外に行く時も、そんな遠い未来ではないのかもしれないですね、、
子供には早々に英語を本気で学ばせて、留学させて海外で働いてもらい、老後は海外から仕送りしてもらう予定です(笑顔)
以上、まとめでもなんでもない、あつろうの先々のお金の不安吐露でした。