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2023 WEEK18【FOMCと雇用統計の結果】

 

こんにちは、あつろうです。

 

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今回のテーマ 2023 WEEK18【FOMCと雇用統計の結果】 です。

 

日本はGWで、旅行需要がかなりすごいですね!Twitterで上がってくる観光名所の混雑具合は、

画像だけでゲンナリできるくらいの人だかりでした、、、あと外国人の数が最近は本当いすごい多いですね、、

日本の観光業は、今後人口減少が加速する日本にとっては、今後重要な柱となっていくのではないかと、個人的に思っています。

 

さて、そんな休みモード全開の1週間でしたが、世界相場は   わりと忙しい1週間でした。以下に沿って、1週間振り返ります。

 

・2023 WEEK18 市況解説

・投資戦略(短期)

・投資戦略(長期)

 

2023 WEEK18  市況解説

 

 

 

株式市場は週間ベースでは穏やかな株価推移となっていますが、

1日1日では結構乱高下の激しい1週間となりました。ポイントは言わずもがな、「金利」の動向ですね、、、

FOMC、雇用統計と重要イベント満載でしたので、以下で詳しく触れながら見ていきます。

 

経済指標の発表以外では、先週から続くファーストリパブリック銀行の経営問題について、

こちらは、5月1日にJPモルガンによって買収されました。このことは先週末段階で折り込み済みであったため、

この日の株価への影響は限定的でした。しかし、ファーストリパブリック銀行の破綻規模は、

アメリカ史上2番目の大型銀行の破綻ということもあり、3月初旬から始まった金融不安は払拭することができておらず、

翌日は他の地銀が再び売り込まれるなどで、株式相場は大幅に下落しました。

 

為替相場も忙しい1週間でした、、、(この相場で利益を上げられていない自分の投資センスを嘆いています、、、、

先週金曜の日銀の金融政策決定会合(とPCE)の直後に、日米金利差がすぐには縮まらないことを背景に、

大きく円安ドル高になったかと思いきや、銀行懸念再燃により、再び、利上げ収束が焦点となり円高ドル安、、、

FOMCを経て、利上げ打ち止めが改めて示唆され(利下げするとも言ってないのですが、、、、)

さらに円高ドル安を呼ぶ展開、、、そして、雇用統計は強い結果となったため、

経済が強いのなら利上げするかも的な背景により、円安ドル高に、、、といった構図です。

 

 

1)5/2(火) 地銀急落

ファーストリパブリック銀行の買収で安堵が広がったのも束の間、5/2は銀行関連の株が再び売り込まれました。

約30%下落する銀行もあり、S&P500やダウも、一時2%近くまで下落するというなかなかの暴落具合でした。

 

この銀行問題の先に投資家が不安視しているのは、リセッションへの懸念です。

当面はこの混乱が続く予想に加え、米国が6月にデフォルト(債務不履行)に陥るリスクも高まっていることもあり、

投資家からするとかなりリスク相場に見えるため、下落になりました。

 

2)5/4(木)FOMC金融政策決定会合

FOMCは、アメリカの今後の金利政策を決める大変重要なイベントですね!

 

FOMCメンバーからしたら、かなり難しい舵取りを迫られている状況ですが、

結果としては、利上げは停止 インフレが止まらないようなら利下げは考えない というものでした。

マーケットの反応は、かなり前者の意見が取り入れられているように感じますが、、、

 

マーケットは、金利の天井を5.25ポイントと見込んでいましたが、

改めて正式な会合の場で利上げ停止の発表となったため、為替相場はドル安円高の方向にシフトしました。

 

3)5/5(金)雇用統計

<非農業部門雇用者数>

予想 :18万5,000人増

結果 :25万3,000人増

 

<失業率>

予想 :3.4%

結果 :3.6%(前月3.5%)

 

<平均時給>

予想 :4.4%増 ※前年比

結果 :4.2%増 ※前年比

 

雇用統計の結果は、引き続き経済の堅調さを示す内容となりました。

失業率は、かなりの低水準です、、、雇用面だけで言ったら、FRBはまだまだ利上げを継続できると言った感じですね、、

平均時給もポイントで、ここが収まらないとインフレ収束に懸念が生じるからです。

なぜかというと、平均時給の上昇 = 賃金上昇 → 人件費UP & 消費が強まる → インフレ という流れなので、

根本の部分の膨らみが抑えられないと、このインフレはなかなかすぐには収束していかないからです。

 

 

さて、FOMCと雇用統計を通過して、最新のマーケットの金利予測も把握しておきたいと思います。

 

 

現状は、5.0-5.25が政策金利となっていて、その先の予測は上記の通りとなります。

現状、7月26日の会合で、マーケットの36.3%が利下げを予想しています。

 

この数字がどのような影響を与えるかというと、単純な考え方は、36.3%がもっと増える(=利下げの観測が強まる)のであれば、

金利低下によりドル安円高ということが予想できます。株式相場への影響は、少し前までは利上げで株価は下落し、

利下げ期待で株価は上昇するということをくりかえしてきましたが、直近は、

銀行破綻やリセッションなど経済軸で株価が反応している感があるので(逆業績相場の展開かもなので)、ちょっと読みにくいです。

 

あと、利下げはいよいよ国債価格が上昇していくのではと思っています。

(これまた直近は米国のデフォルト懸念もあり下げていますが、、、)

ただ、個人的には、今のインフレ指標の推移的に、本当に利下げになるのか、、、と疑問を持っています。

 

詳しくは、経済ニュースを発信している後藤さんのNOTEの解説がわかりやすいので、貼っておきます!

 

【米雇用統計】賃金インフレ 現状は?

 

経済指標のスケジュールは色々なサイトで見ることができますが、自分は以下のサイトで見ています。参考までに!

 

経済指標カレンダーはこちら

 

投資戦略(短期)

・日本株

前週から引き続きでわからん相場なので、売買はしないと思います。

いよいよ、8月の高値を超えるのかどうかのところまで来ていますね。

ここを大きく超えるようだと、30,000円に向かっていきそうですね!

 

・米国株

ちょっと優柔不断になっていて、今週の乱高下には乗れておらず、、、

逆に小刻みに損切りになっています、、、、下手くそくそくそ

 

・中国株

現状は、特に買いタイミングの指標がないので、一旦ステイしています。

 

・商品系

天然ガスは、再び2,100円近辺でロングポジションとっています。

底値ラインがかなり固そうなので、反発狙いです。

 

・FX

あー、これも今回の短期的な波に乗れませんでしたー

FXは忍耐が大事ですね、、、パーフェクトオーダー(全条件達成のみに売買する)ことを意識してはいるのですが、、、

頭でわかっていても、ついつい簡単に売買してしまう癖を直さなければ、、、

 

 

投資戦略(長期)

 

全体的には、年後半の利下げに向けて、現金比率が低くなるように、買う量を増やしていっています。

 

・株、ETF

現状、大きく買うことははしていません。

リセッション懸念もあるので、多少現金を多く持っています。

 

・国債

こちらは、またまた買い増ししていく予定です。

利下げなら、国債価格は上がるから です。

 

・仮想通貨

このブログでは、年末あたりから何度かトピックスでも紹介していましたが、かなりチャンスな相場状況と思います。

まだ仮想通貨への分散投資ができていない方は、チャンスの根拠は、以下の記事がある程度まとまっているので、参考にしてみてください。

 

2023 WEEK2【仮想通貨に注目??】

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

いよいよ利下げに転じるかどうかのタイミングにもなってきました。

利下げなら、株式相場も為替相場も国債相場も、トレンドが変わってくると思います。

短期は様々な要因で乱高下していくので難しいですが、あくまで長期投資が軸なので、

長期的なトレンドは逃さないように、今は相場の流れをしっかりと把握することが重要と思います。

 

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