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2022 WEEK49 市況解説【金利天井と景気後退懸念】

こんにちは、あつろうです。

 

このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、

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初めての方はコチラもどうぞ    

 

今回のテーマ  2022  WEEK49  市況解説【利上げ速度と景気後退懸念】 です。

 

現状、あつろうの短期投資はCFDがメインなのですが、結構チャンスが広がっているように感じます、、、!

流れを見極めていきたい、、!以下に沿って解説していきます。

 

・2022 WEEK49  市況解説

・TOPICS【マーケットの目線】

・TOPICS【中国株】

・投資戦略(短期)

・投資戦略(長期)

 

2022 WEEK49  市況解説

 

米国株は引き続き、利上げの進行スピード、天井を意識した相場感で、経済指標の発表に過剰反応する展開は変わらずですね、、、、!

今週は、以下の2つ指標が発表され、株価は下落となりました。

 

1)12/6(火)ISM非製造業景気指数

予想 : 53.4

結果 : 56.5

 

この指標は、1か月前との比較で、企業の活動状況(受注、生産、雇用、在庫など)に対して、

良い・変わらず・悪い、の3択で回答したものを集計したデータです。

この数値が50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退を示唆する と言われています。

 

結果は予想より高かったことにより、利上げをまだしても経済は耐えられる という捉え方になり、

利上げ減速への期待感が減ったことにより、株価は下落となりました。

依然、金利に株価が左右される逆金融相場ですね、、、

 

2)12/9(金)PPI(生産者物価指数)

PPI(前年比)

予想 : 7.1%

結果 : 7.4%

 

PPI(食料・エネルギー除くコア指数)(前年比)

予想 : 5.8%

結果 : 6.2%

 

PPI(生産者物価指数)は、米国内の製造業者の販売価格を約1万品目について調査し、前年比、前月日と比べた価格の変動を表す指数になります。

インフレの指標はCPI(消費者物価指数)がメインですが、PPIは、その先行指数のような位置づけですね。

企業の物価が高くなったと、商品やサービスの価格に反映され、消費者が体感する物価が高くなる といった流れかと思います。

 

PPIの結果は、予想よりも高かったことにより、インフレは根強く、金利は高い水準での長期化が意識され、株価は下落となり、

そこまで大きい値幅ではないのですが、2日間の上昇を消す形で、下げる展開となりました。

 

 

相場全体感としては、3指数とも上昇一服といった感じで、MACDもトレンド転換し、VIX指数も底打ちしたかのような上昇で、

前週よりも、ちょっと警戒感は高くなっているような感じと思います。だからこそ、短期は売り目線でチャンスがありそうです!

 

経済指標のスケジュールは色々なサイトで見ることができますが、自分は以下のサイトで見ています。参考までに!

 

経済指標カレンダーはこちら

 

 

TOPICS【マーケットの目線】

 

11月は、インフレの収束、利上げの減速期待が鮮明となり、金利をベースに株価は上昇してきました。

いわゆる逆業績相場の最後の部分になるかと思っています。

 

今ぼくが注目しているのは、マーケットの目線が、いつ「金利」から「業績」に移るのか ということです。

第三四半期の決算は全体的に良くなく、テック企業などでは人員削減を相次いで発表していて、

高金利の影響はこれからさらにひどくなる、といった状況の中で、株価にはこの業績の部分はほとんど織り込まれていなそうだからです。

 

11月はそれが鮮明だったのですが、今週は、景気後退関連のニュースを少し意識した展開でもあったかと思っていて、

もうすぐ転換するのでは、という仮説のもと、戦略を練っています。

 

TOPICS【中国株】

 

中国株は、短期的には面白いかもしれません!(初動乗り遅れています!)

 

新疆ウイグル地区の問題を発端に、各地のデモに応じたかのように、ゼロコロナ政策の方向転換が鮮明になりました。

これにより中国、香港関連の株価が急上昇しています、、、!12/5(月)のハンセンテック指数は、9.27%上昇しました、、、指数で9.27って聞いたことが無いですね、、、

 

ぼくは、仕事で中国の方とやりとりをするのですが、ゼロコロナ政策により突如始まる長期のロックダウンは、

本当に仕事が完全に止まってしまいます。何も仕事ができなくなってしまうので、企業にとっては本当に死活問題かと思います。

確実にこの政策が、GDPの成長率をものすごく押し下げてきたと思いますので、

これが緩和されるとなると、かなりの追い風になるのではないかと思います。

 

 

200日MA線も超えてきたので、いよいよ感があります、、、!

世界の工場の生産能力が回復すれば、世界経済にもプラスですね!

 

投資戦略(短期)

 

メインは米国株です。

 

・日本株

引き続き、あまり触る気にならない、、、

 

・米国株

売り仕掛中!(NYダウ、S&P500)

・日足MACD下落トレンド入り

・トレンドラインで反落(S&P500)

・直近安値のサポート、100日MA線突破で、さらに下落も(S&P500)

 

・中国株

一旦下がるところで買いたいと思っているけど中々下がらない、、、

短期は買いたい、長期は持ちたくない(地政学リスク)

 

・商品系

原油は売り中

少し前までは、数年前と比べても高水準であり、景気後退を意識する場合、需要減に伴い緩やかに下落していく、、、と前の記事で書きました!これはかなり当たっていましたね、、!

 

天然ガスは、ボラティリティが高すぎて触れない、、

 

・FX

チャンス相場であることに変わらないと思うのですが、

ちょっと苦手意識あり、トレードが積極的にできておりません。。

 

 

投資戦略(長期)

 

全体的には景気後退(逆業績相場)に本当になったときのことを考え、

現金比率は少し高めにしておき、コツコツ買い継続。

 

・株、ETF

 

NYダウ、S&P500

基本的にはドルコスト平均法で、定期的に積立

欲いえば、もう少し下がったところで、買いたい

 

・国債

米国債 買い増し予定

中期投資(数カ月~数年)の位置づけ

金利サイクルの転換で上昇想定 + 景気後退となれば、資金避難先として選ばれさらに上昇期待あるかも。

 

・仮想通貨

コツコツ積立 暴落ニュースいちいち気にしないスタンス。むしろ安く買えている(と信じている、、、)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

引き続き金利動向には目が離せませんが、相場全体を見渡すと、色々チャンスが転がっているように感じます!

 

来週は、CPIとFOMCの2つの重大イベントが控えていますね、、、CPIがPPIの結果を引きづったような結果の場合、

株価はさらに下落する予想、、、ただFOMC控える中で、値幅は限定されるのか、、、火曜の夜は早く仕事上がらなくては、、、

とはいえ、長期でコツコツやることは変わらないので、この土台がしっかりしている以上は、何がきてもどっしり構えられそうです!

 

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