投資の知識

2022 WEEK52【2022年総括 & 2023年展望】

 

 

こんにちは、あつろうです。

 

このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、

投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、

【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、

株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。

 

初めての方はコチラもどうぞ    

 

今回のテーマ 2022 WEEK52【2022年総括 & 2023年展望】 です。

 

今年は、全体的には下落相場となりました。

1年振り返って、重要イベントがいくつかありましたが、それらをしっかりと理解して、

今後どうなるか予測しながら、投資をしていくことが重要と思います。以下に沿って解説していきます!

 

・2022 WEEK52  市況解説

・TOPICS【2022年 主要イベントまとめ】

・TOPICS【2023年 大きな流れを把握して波に乗る】

・投資戦略(短期)

・投資戦略(長期)

 

2022 WEEK52  市況解説

 

 

年末ということもあり、今週は株価の値動きは少なかったですね、

狭いレンジで上下し、1週間通しては、ほぼほぼ前週と変わらず、といった内容でした。

 

金利高止まり懸念がやや高まり、長期金利が再度上昇基調になっている点は、少し気になりますね。

とはいえ、前回の天井には届かないとは思っているので(インフレの天井は見えていそうなため)、

高金利が長引くことになりそうな経済指標発表時の株価値動きには注意が必要ですが、

中期目線では、利下げを視野に入れた投資が重要であると感じます。後ほど詳しく触れます。

天然ガスの乱高下はもはや無視するとして、、、、穏やかな一週間といった感じですね。

 

経済指標のスケジュールは色々なサイトで見ることができますが、自分は以下のサイトで見ています。参考までに!

 

経済指標カレンダーはこちら

 

 

TOPICS【2022年 総括】

 

 

株式相場はリーマンショック以来の下落となり、金利の影響を最も受けるハイテク株関連の株価指数は、大きく下落しました。ナスダックの指数で33.1%下落はすごいですね、、、

NYダウも、一時は高値から20%以上下落した場面も見受けられましたが、年後半に回復し、上記の数値になっています。

仮想通貨も、この逆風をもろに受けて、下落幅はすごいことになっています。

 

コモディティは、1年間の推移を見るべきですが、こちらもボラティリティが激しい1年となりました。

そして為替相場も今年の値動きは本当にすごかったですね、、、

それら全てを動かしていた金利も、1年間で大きくと上昇しました。

 

様々な相場で大きな変化のあった1年でしたが、これらの結果の原因を、以下大きく3つ取り上げます。

 

1)インフレ 利上げによる逆金融相場

 

今年は、なんといっても、インフレと利上げの「逆金融相場」の年でした。

3月くらいから、インフレへの懸念がかなり表面化して以降は、

CPIなどのインフレがらみの経済指標の発表や、FOMCなどの金利に関してのイベントがある度に、株価は大きく上下しました。

 

ぼく個人としては、元々、年前半は個別株を中心に売買をしていたのですが、

マクロ的な動きにかなり影響され、中々成果が出せずにいました。

そこから、株価指数の売買に徐々に切り替えていき、秋頃からは、いくつかの売買で利益を出すことができました。

 

相場サイクルを理解していれば、逆にわかりやすい相場であったともいえます。

改めて、マクロの流れを把握することが重要な1年となりました。

 

重要イベントでの値動きについては、以下ブログにまとめていますので、

気になる方は見てみてください。

 

直近の投資戦略【FOMCと第二四半期の米GDPの結果を経て!】

 

直近の投資戦略【ジャクソンホール会合通過して】

 

直近の投資戦略【CPI直後の市況解説!短期も長期もチャンス目白押し】

 

2)ロシア・ウクライナ戦争

 

この戦争が投資市場にもたらした影響は、なんといってもコモディティへの影響ですね。

2月3月近辺では、穀物や貴金属が、信じられないほど上昇しました。

天然ガスは、ぼくも最初の上昇気流で利益を出すことができましたが、

その後は投機的な動きが激しすぎて、売買に参加することはできませんでしたが、、、

 

 

コモディティ価格への影響は、あくまで直接的な影響で、これよりも重要なことは、

これら原材料の高騰により、インフレに拍車がかかったことでしょう。

コロナ渦直後の大規模な金融緩和で、そもそもインフレになっていたところに、

商品価格の急騰が重なり、何十年ぶりかのインフレに見舞われる事態となりました。

 

3)日銀政策転換

 

近々の発表で、マクロ視点で非常に重要なイベントといえば、日銀の政策転換と思います。

日本だけが利上げをしてこない展開でしたが、、、長期金利の上限引き上げとなり、まさにサプライズとなりました。

 

来年は、日本株にはかなりネガティブ要素であることと、

ドル円は、円高方向へのチャンスがありそうなことは、年頭に置きながら売買に臨むべきと思います。

詳しくは、前回ブログでかなり詳しく書きましたので、見てみてください。

 

2022  WEEK51 市況解説【日銀爆弾投下!】

 

TOPICS【2023年 大きな流れを把握して波に乗る】

 

2022年の投資活動で学んだことは、マクロトレンドの重要性です。

個別株のファンダメンタルとテクニカルだけでは、どうしても勝ち続けるのが難しい年だったと改めて感じていました。

特に下落相場ではそれが顕著だと思うので、全体の大きな波をしっかりととらえ、その中で勝ちやすい方向でしっかり勝負する

この投資戦略で今後も戦っていきたいと思っています。というわけで、2023年の大きなマクロトレンド3つ、以下に書きます!

 

1)逆業績相場への視点

 

今年1年間は、マーケットは「金利」の動向が中心に、株価を形成していました。

相場サイクルの順番でいくと、次は逆業績相場となりますが、マーケットはまだまだこの企業業績については織り込んでいません。

12月中旬くらいから、少し織り込み始めている部分もありますが、大部分はまだまだと思います。

 

急激なインフレがもたらした利上げへの影響と同じく、

急激な利上げの影響は企業業績にも大きなダメージになると、個人的には思っています。

これらが表面化してくると、株価はさらなる下落につながる可能性はありますので、

資金管理を考えながら、投資を行っていく必要があるかと思います。

 

2)金利の動向

 

逆業績相場のその先 金融相場への意識も持っておく必要があります。

つまり、「利下げ」ですね。

 

このブログでかなり言ってきた「国債」相場は、中長期目線では今は非常に買い場と思います。

マーケットが「利下げ」を考え始めたとき、金利は低下し債権価格は上昇します。

また、為替相場にも非常に重要で、アメリカ金利が低下すれば、日米の金利差縮小により、円高に振れることが予想されます。

 

金利は、投資においては必須級の知識です。とくにマクロ経済では最重要といっても過言ではないです!

以下の記事でも詳しく解説していますので、興味ある方は見てみてください。

 

金利を理解すれば株の理解も深まる【金利が下がって債権上がるって100回聞きました。】

 

国債買います【中長期投資必須案件!?】

 

3)日銀の動向

 

先日の政策転換第一歩から、果たしてどこまで引き締めの政策を進めていくのか、非常に重要です。

 

金利を上げるような動きがあれば、為替はさらに円高に振れることが予想されます。

そして、日本株は、今年の日本以外の先進国に、業績への懸念から株価が大きくさがる可能性もあります。

 

個人的には、日本株は長期的にはあまり魅力のない投資先なので、株価がある程度下がっても、

長期的な買い場というのが無い気がしていて、下がることになったら、結構下がってしまうのではないかと思っています。

 

とはいえ、ただでさえ元気がない日本経済で、企業物価指数にCPIが追い付いていなく、

業績が圧迫されているところに増税、、、賃金も上がらない、、、という中で、

日本人の8割以上が変動金利で組んでいる住宅ローンが上がるなど、、、、

金利上昇に伴うリスクは、他の先進国とは違ってめちゃめちゃあるので、どこまでやってくるのかはわからないですね、、、

 

少なくとも、もう少しは金融引き締めの動きをしてくるのだろうと思いますが、

黒田さんが3月に退陣して以降の新体制の動きにはかなり警戒しておきたいです。

 

投資戦略(短期)

 

メインは米国株です。

 

・日本株

先週からの継続

ずっと、触る気がありませんでしたが、下落目線でウォッチ

日経平均は、6/20や10/3につけた前回安値の25,600円近辺のサポートラインを突破することになると、いよいよ感が高まります。

 

・米国株

S&Pは売り継続していますが、この1~2週間の上値を更新するようでしたら、そこで一旦利確すると思います。ちょっと方向感が見えないですね。

 

・中国株

前週に引き続き、ここへの投資検討は、一旦ストップします。

コロナ感染爆発のひずみが、どこかしらで表面化し株価は下落する予想

とはいえ、中国国内でコロナ感染一巡した後は、ゼロコロナ政策の方向転換により、短期的な上昇は絶対ありそうなので、そこにうまく乗りたいスタンス

 

・商品系

原油は、ちょっと最近値動きがよみづらくなってきたので、一旦利確しました。

 

・FX

円高目線で、売買検討中です。

 

投資戦略(長期)

 

前週に引き続き、全体的には景気後退(逆業績相場)に本当になったときのことを考え、

現金比率は少し高めにしておき、コツコツ買い継続。

 

・株、ETF

NYダウ、S&P500

基本的にはドルコスト平均法で、定期的に積立

12月末は、ナスダック多めに買います。前回安値とほぼ同じ水準なので。

 

・国債

米国債 年明け早々に買い増します。

 

中期投資(数カ月~数年)の位置づけ

金利サイクルの転換で上昇想定 + 景気後退となれば、資金避難先として選ばれさらに上昇期待あるかも。

「2621」という銘柄が、米国債の長期債に連動するETFで、日本の株式市場に上場しているを見つけました、、!これ買っていく予定です。

 

・仮想通貨

コツコツ積立 暴落ニュースいちい気にしないスタンス。むしろ安く買えている(と信じている、、、)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

本当はTOPICSであつろうの2022年の成績を自慢げに書きたかったのですが、、、

しょぼすぎてやめました。。。

 

長期投資は、今年は特に見る意味ないのと(成績がよくなるわけない)、

短期はぶっちゃけまして、仮想通貨でのやらかしが大きすぎて、マイナスですね、、、

年後半のCFDの取引はそこそこ利益が出せたのですが、前半の個別株もあまりよくいっておらず、トータルマイナスです。。。

人の不幸が蜜の味に感じる方は、以下でやらかし記事書いていますので、見てみてください。。

 

仮想通貨の沼【BCG参入&失敗&教訓】

 

来年は、個人的には以下の目標で取り組みたいと思っています!

 

・FX 実売トレードを本格的に開始する

苦手意識もあり、中々チャレンジできていなかったのですが、大きなチャンスを逃してしまった感は否めないです。。。

今から徐々に慣れていき、年始早々の円高チャンスで、売買していきます!

 

・オプショントレードにチャレンジする

通常の株価の予想とは、また違った仕掛けができるオプショントレードも勉強していき、投資の選択肢を増やしていきたいと思っています。

 

CFDを覚えて、株価指数の売りの売買など、投資の選択肢が広がったことは非常に良かったと思っているので、

そういった意味で、さらに勉強して投資の幅を広げたいと思っています!

 

 

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