投資の知識

2023 WEEK1【雇用統計後の相場感】

 

こんにちは、あつろうです。

 

このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、

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今回のテーマ 2023 WEEK1【雇用統計後の相場感】 です。

 

金利高止まり、景気後退予測のネガティブ空気感で始まった2023年の最初の週ですが、

雇用統計の結果によって、少しトレンドが見えたような感じがします。以下に沿って解説していきます。

 

・2023 WEEK1  市況解説

・TOPICS【日米の金利の動きについて予測!】

・投資戦略(短期)

・投資戦略(長期)

 

2022 WEEK52  市況解説

 

 

くっ!!中国株悔しい!!!

感染爆発の影響で下げるものと思っていたら、お構いなしに上がってきました、、、

その他の株式相場は週足で見るとさほど変化ないように思いますが、アメリカ株は金曜夜に大きな値動きあり、

少しトレンド変化が見えたように思います。以下で詳しく触れていきたいと思います。

 

1)1/5(木)ISM非製造業景気指数

予想 : 48.6

結果 : 48.4

 

企業の景況感を表す指数ですね。これは、景気の先行指数として見られます。

結果は、2か月連続で50を下回り、景気後退を示唆することとなりました。

これを受けて、株式市場は売りで反応、S&P500指数は-1.17%下落する結果でした。

 

2)1/6(金)雇用統計 失業率

<雇用統計>

予想 : 201.0千人

結果 : 223.0千人

 

<失業率>

予想 : 3.7%

結果 : 3.5%

 

いずれの結果も予想よりわずかに雇用環境は強いという結果に。

これだけ見ると、金利高止まり懸念で株価は下落となりそうなのですが、

こっちのスタンスの方がマーケットに織り込まれていたような感じですね。

 

逆にポイントになったのが、賃金伸び率の鈍化です。予想が前年同月比5.0%に対して、4.6%と減少しました。

 

賃金上昇は、インフレにとって重要な要素になります。インフレのサイクルは、物価上昇⇒ 業績上昇 ⇒ 賃金上昇 ⇒ 物価上昇、、、

のイメージなので、賃金上昇は物価上昇に繋がります。この「賃金」が、予想よりもおさまったことにより、

インフレの収束が意識され、金利は大幅に低下し、株式市場は大幅に上昇することになりました。

 

経済指標のスケジュールは色々なサイトで見ることができますが、自分は以下のサイトで見ています。参考までに!

 

経済指標カレンダーはこちら

 

 

TOPICS【日米の金利の動きについて予測!】

 

さて、昨年から引き続き重要要素である、金利について現時点での分析、今後のぼくの戦略を共有します。

 

米国相場は、来週のCPIの結果を待ちたいですが、雇用統計の結果、10年金利は以下のようになっています。

 

 

かなり大きな下落となっていますね!上昇トレンドの下値線を割ってきて、前回安値を突破してきたりすると、

いよいよ金利も下落トレンドになるのではと思わせるようなチャート形成をしています。

逆金融相場がいつまで続くのかはまだわかりませんが、終わりを意識しても良いのではと個人的には思っています。

 

一方で、日本の金利状況はというと、昨年末に日銀サプライズによって、

金融緩和の方向転換第一歩(長期金利上限を0.25 ⇒ 0.5)を行いました。

これは、日本の11月度の消費者物価指数が3.6%と、40年ぶりの数字を付け、日銀の物価目標である2%を大きく超えてきている背景があります。

また、日米金利差拡大による過度な円安を修正したいという思惑もあると思います。

 

 

すんごいチャートですね、、、笑

さて、日本の金利市場はどうなるかというと、個人的には直近に関しては、もう少し引き締めを行う と予想しています。

 

なぜかというと、来月もまた食品関係の数千品目の値上げが控えているなど、まだまだ物価は上がっていくことが考えられるからです。

先進国を見ても、米国では約9%欧州では10%以上もの前年同期比となっていた時期もあり、遅れをとっていた日本がこれからその道をたどる可能性があります。

 

アメリカや欧州の激的なインフレは、ロシアウクライナ問題による原材料の高騰が、

かなり影響があったかと思います。これは2月中旬の出来事ですね。

一方で、今、日本の物価上昇に拍車をかけている一番の原因は、円安です。

円安は昨年3月くらい~10月くらいにかけて、どんどんと上昇していきました。

つまり、米国や欧州とインフレの上昇時期にズレがあるのは、インフレの原因となるイベント時期が異なるからです。

 

ぼくの本業のアパレル業界の話をすると、製品が発注されてから、海外で生産し日本に輸入して店頭に出るまで、おおよそ3~4カ月のリードタイムがあります。

つまり、10月頃の円高が最高潮の時に発注が入った製品は、その時の為替にて単価が決まるため(色々ケースはありますが、、、、)、

小売りにとってみれば、仕入れ単価はものすごく高いです。当然、高い仕入れ値は上代にも影響があり、値上がりとなります。

そしてそれらの高い上代の商品は、これから店頭に入ってくるイメージです。他の業界はどうなのですかねー!

 

以上のことから、直近に関しては、日本の物価指数は上昇すると考えられます。

だ・だ・し!今円高になっていますよね。なので、日本においては、このインフレはそんなに長引くものではないのでは!と思っています。

 

長くなりましたが、改めてぼくの投資戦略は、短期的には、米国の金利は低下、日本の金利は上昇すると見込んでおり、以下のトレードを狙っています。

 

・FX  : 円高方向で、円買いを検討

・株式 :  日経平均などの国内株式指数の売り売買

 

とはいえ、日銀が短期金利にも手を付けたら、、、、住宅ローンの変動金利が上がることになるので、ハイパー嫌です。笑

 

投資戦略(短期)

 

メインは米国株です。

 

・日本株

先週からの継続

ずっと、触る気がありませんでしたが、下落目線でウォッチ

予想通りサポートで一旦反発となりましたが、力ない感じや、CPIなどが予想よりも高くなって着地したときなどは、

いよいよ突き破って下落するのではないかなーと思っています。

 

 

・米国株

S&P500は、利確(微利益、、、)となりました。

レンジ相場のどこかで売っておけばよかった。。。

 

逆に、2~3週間続いたレンジ相場を突破して上昇。MACDは上昇トレンドになったばかり。

短期は買いで、月曜入るタイミング模索します。

 

 

・中国株

うがー!!!入るタイミングミスった!

はっきりと200日移動平均突破。

とはいえ、まだコロナショックの最も下落した水準と同じなので、どこかでインしたい。。。。

 

 

・商品系

原油も中期的な下落基調は変わらず、、、これも売買ミスり微利益で終了してしまっています、、

天然ガスは面白そうと思っても触らん!触らんぞー!!

 

・FX

今年から、FXも積極的に売買しています。

実は、年初130円切ったところで、売っていましたが、上昇しすぎで損切。

年初からやってまっせ!(決め顔)

 

投資戦略(長期)

 

前週に引き続き、全体的には景気後退(逆業績相場)に本当になったときのことを考え、

現金比率は少し高めにしておき、コツコツ買い継続。

 

・株、ETF

NYダウ、S&P500

基本的にはドルコスト平均法で、定期的に積立

S&P、ナスダック中心に、いつもより結構多く買い増しました。

 

・国債

米国債も買い増しました。

中期投資(数カ月~数年)の位置づけ

金利サイクルの転換で上昇想定 + 景気後退となれば、資金避難先として選ばれさらに上昇期待あるかも。

 

・仮想通貨

引き続き継続

コツコツ積立 暴落ニュースいちい気にしないスタンス。むしろ安く買えている(と信じている、、、)

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

景気後退による大暴落がくるのか、前回安値が底でこれから上がっていくのか まだ中々わからないですねー!

というかこれはプロでもわからないことなので、僕たち個人投資家はメンタル的にもドルコスト平均法が一番よい戦略と思います。

 

逆業績相場による国債価格上昇や、金利差縮小による円高 このあたりは中期的な波に乗って、しっかりと利益を出していきたい、、、、!!

何度もブログで書いてきたことなので、結果もしっかり残して、良い結果報告をしたいと思います!頼む!

 

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