こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ【実売記録1】2384 SBSホールディングス です。
実際に売買した銘柄を公開し、購入根拠や結果分析を行っていきたいと思います。
失敗した売買ももちろんあるので、これも公開していく予定です。
具体的には、以下のポイントに沿って、購入~売却までの流れを解説していきたいと思います。
・SBS ホールディングス 何やってる企業?
・購入根拠
・売買結果
手法や考え方など、参考にしていただければと思います。
SBSホールディングスとは
3PLの物流大手。3PLはサードパーティロジスティクスの略で、簡単に言うと、
「企業が物流事業を第三の企業に委託すること」、です。
例えば、アパレルの小売り屋さんは洋服を大量に仕入れるため、倉庫に在庫を置いておきますが、
その倉庫の管理、運営を全て外部に委託する先が、SBSホールディングスになるわけです。
競合はもちろん、佐川、ヤマトですね。
購入根拠
基本的な流れは、以下です。
四季報での銘柄探し
↓
テクニカル分析
↓
ファンダメンタル分析
↓
購入
では、順を追ってみていきましょう。
四季報から銘柄を見つける
売上・利益(百万単位)
21.12予 【売上】375,000 【経常利益】13,400
20.12予 【売上】265,000 【経常利益】11,000
経常利益伸び率は、脅威の121.8%!です。
かなりの成長企業であることが言えます。
財務指標も、問題なさそうでしたので、手札銘柄に入りました。
四季報の詳しい見方については、以下をご覧ください。
さらに詳しく学びたい方は、こちらをおすすめしています。
テクニカル分析
・トレンドライン
これ、くそコロナの影響で使えませんでした。
↑のチャート 大きく下落しているポイントがありますよね。
トレンドラインを引くことができません。
一つ前に公開したブログ内容がトレンドラインの内容でしたが、早速使わないという、、、、、
図を見てください。コロナのせいで、ダウ理論が崩壊してしまっていますね。
ダウ理論とは(前回の記事)
・MA移動平均線
上昇トレンドにある銘柄は、52週線(↑の図の緑色の線)がよく意識される傾向にあります。
↑のチャートを見ると、そこまでMAが意識されているわけでもなさそうですが、、、
一応、下値を支える役割を少し果たしていそうな気がします(あいまい、、、)
・レジサポ転換線
↑図の青い横線がレジサポ転換線です。
今回、購入にいたった理由はズバリこれです。
非常に強力なラインが引けたので、もうここしかないでしょというタイミングで購入することができました。
レジサポ転換線について、今度詳しくテクニカル分析の記事で説明します。
・リスクリワードの設定
2:1で設定
利確の目標 : 前回高値よりも低い数値で、目指しやすい
損切ライン : レジサポラインから大きく下回った場合
全集の最安値(下ひげ)より下回った場合(↑図の黄色の横線)
損切ラインがわかりやすく、且つ負けたときの損額も少なく済むレンジだったので、
より思い切って勝負にいくことができました。
リスクリワードについては、以下の記事を参考にしてください。
株式投資は最悪どのくらい損するのか【 リスクとの付き合い方】
・その他
前週の下ひげのサインは、トレンドが転換するときによく出るシグナルように感じます。
レジサポライン上で、このサインが出たことも、購入動機の一つです。
ファンダメンタル的にはどうか
日本の小売市場は、150兆円といわれており、EC比率は6.76%らしいです。
ちなみに、ぼくの本業のアパレル業界でいうと、EC比率は13%くらいですね。
EC分野はどんどん成長しており、まだまだ伸び代があります。日本の小売りECの最大の売上があるAmazon(と思います)も、日本市場では年15%で今でも成長し続けています。
ECが増える = 物量が増えることになるので、物流企業の業績は、引き続き堅調であろうと予想します。
そんな中で、上記の成長率は、かなり魅力的な企業に映ります。
しかし、正直に言うと、ヤマトと佐川に比べて何がそんなに優れているのか、
そんなに深い分析はできていない状態で買いました。。。
売買結果
・購入株数 : 100株
・購入金額 : 2,025円
・売却金額 : 2,430円
・利益額 : 40,500(税引き前)
・利回り : 20.0%(税引き前)
・購入日 : 9/7
・売却日 : 10/21
・売買期間 : 44日
思惑通り、レジサポラインでトレンド転換してからは、安定して株価は上昇し、
比較的短い期間で目標を達成することができました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
根拠がある売買ができるようになると、株価が下がった時に、
自分の考えた通りにはならなかったので仕方がない
(今回でいうとレジサポラインでのトレンド転換が起きなかった)となり、
あらかじめ設定した損切ラインで潔く切ることができるようになります。
ので、いわゆる塩漬けしてしまうことも少なくなると思います。
今回は、かなり想定通りに推移してくれて、満足しています。
決算前に、利確目標額に到達してくれたものよかったです。
ちなみに、次の決算発表が11月9日なので、チャート的にはまた下がりそうな予感、、、
下がったら、また買うかもです。