こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ 四季報銘柄ピックアップ3選【2021年秋号】 です。
9/17に発売された四季報2021年秋号より、中期投資向けの銘柄をいくつかピックアップしましたので、共有します!
一つの情報として参考にしていただければと思います。
※投資はあくまでも自己責任でお願いいたします。
以下に沿って 詳しく解説していきたいと思います。
・銘柄ピック方法
・ピックアップ銘柄3選
・その後の戦略
銘柄ピック方法
株式投資のスタイル
最初に、今回お伝えする銘柄のピックアップ条件ですが、
大前提として、中期投資のキャピタルゲインの売買となります。
※中期投資 = 数週間~数カ月 の売買です。
この部分がわからない方は、以下の記事で詳しくまとめておりますので、
まずはそちらを見てみてください。
四季報を活用した投資手法
中期投資における株式投資は、「成長」と「安定」の2つのキーワードが重要です。
なぜなら、投資家はその企業の将来性に投資を行い(成長)、
またリスク管理の大前提として、倒産しない会社(安定)を選ぶためです。
「成長」に紐づくデータは以下のとおり
・業績、時価総額、ROE / ROA、営業CF/ 投資CF、PER、チャート
「安定」に紐づくデータは以下の通り
・ROE / ROA、自己資本比率
以下の記事で詳しく説明していますので、まだ見ていない方はご覧ください。
また、一つずつ詳しく知りたい方は、是非以下の専門講座にも参加してみてください。
(ぼくもこの講座に出ましたが、とても勉強になりました。)
そして、選ばれた銘柄について、詳細の会社分析を行っていきます。
その先のステップについては、以下の記事を見てみてください。
ピックアップ銘柄3選
今回の四季報で、ぼくが新規でピックアップした銘柄の中でも、特に気になる3銘柄を紹介します。
1)3901 マークラインズ
・事業内容
自動車産業に特化したオンライン情報サービス「情報プラットフォーム」事業を中心に、
コンサルティング、人材紹介サービス、LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業を展開
・四季報データ
時価総額 : 379億
自己資本比率 : 70.0%
ROE /ROA : 23.2% / 15.7%
PER : 45.2倍
・チャート
・良い点
高い成長率と収益性で、今後も成長が見込まられる(株価上昇につながる)
中長期で綺麗な上昇トレンドを形成
トレンドラインは引こうと思えば引けるがあまり機能はしなさそう
サポートは、前々回高値の2,870円近辺で平行線が引け、サポート転換しそうであればチャンスがありそう
・懸念点
IT分野ではあるものの、PERがやや高めなので、少しだけ注意が必要
損切ラインのポイントがあまりないため、リスクリワード設定必須
上記のサポート転換のサインを待ってから購入する方がよさそう
2)4746 東計電算
・事業内容
情報処理・ソフトウェア開発業務(ソフトウェア開発業務・システム運用業務・ファシリティサービス業務)、機器販売業務、リース等その他の業務
・四季報データ
時価総額 : 454億
自己資本比率 : 82.0%
ROE /ROA : 9.4% / 7.5%
PER : 15.5倍
安定した収益性と成長性が見込める企業(コロナ発生期は減益)
・チャート
・良い点
高い成長率と収益性で、今後も成長が見込まられる(株価上昇につながる)
ややボラティリティが高い値動き感はあるものの、中長期な上昇トレンドを形成
トレンドライン引ける
重なりの多い支持 / 抵抗線が引ける(4600円近辺)
IT分野としては、PERが低く、チャート的には徐々に価格を上げ、前回高値にトライしそうな展開 上抜ければバリューの見直しとなり、新たなチャート展開できそう!
・懸念点
価格がちょっと高いので、銘柄整理しないと買えない、、、泣
日足ですごいもみ合ってる、、、
3)6254 野村マイクロ・サイエンス
・事業内容
超純水製造装置(注)の設計・施工・販売とそのメンテナンス及び消耗品の販売を主たる業務
韓国台湾向けの先駆 韓国サムスンと取引多い
・四季報データ
時価総額 : 488億
自己資本比率 : 55.3%
ROE /ROA : 22.3% / 22.4%
PER : 15.0倍
・チャート
・良い点
高い成長率と収益性で、今後も成長が見込まれる(株価上昇につながる)
トレンドライン 引こうと思えば引ける
比較的綺麗な上昇トレンド(ダウ理論のルールに当てはまる)
MA線26週線かなり信用できそう
こちらもIT分野としては、PERが低い。近頃の下落相場を乗り切ったあたりで買いチャンスありそう
・懸念点
東計電算同様、価格がちょっと高いので、銘柄整理しないと買えない、、、泣
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、ぼくは今手札銘柄(購入検討余地がある銘柄)が、約50あります。
そのうち、ファンダメンタル的には良い銘柄でも、高値近辺で推移しているものやチャート的に
まだまだ先のタイミングでチャンスが生まれそうな銘柄には印をつけておき、
1週間単位や中には1か月詳細を見ない銘柄も混在しています。
今回の四季報で、新たにピックアップした銘柄は10銘柄くらいです。
そして、このタイミングで既存の手札銘柄を整理して、微妙そうな銘柄を外していきます。
(あまり多すぎても管理が大変で、追えないため)
ぼくは、最初のころは四季報に付箋を貼って管理をしていましたが、
超面倒くさくて見返す気がおきなかったので、途中からExcelで管理を行っています。
ご興味ある方は、過去の記事で詳しく書いていますので、以下ご参照ください!
経験上、管理することが面倒になってしまうと、やらなくなってしまうので、
できる限り効率化するのと、あまり銘柄を増やしすぎないことは、
継続する上で少し大事と思いますので、是非参考にしていただければと思います。