こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ 四季報銘柄ピックアップ3選【2022年春号】 です。
3/19に発売された四季報2022年春号より、中期投資向けの銘柄をいくつかピックアップしましたので、共有します!
一つの情報として参考にしていただければと思います。
※投資はあくまでも自己責任でお願いいたします。
以下に沿って 詳しく解説していきたいと思います。
・銘柄ピック方法
・ピックアップ銘柄3選
・その後の戦略
銘柄ピック方法
株式投資のスタイル
最初に、今回お伝えする銘柄のピックアップ条件ですが、
大前提として、中期投資のキャピタルゲインの売買となります。
※中期投資 = 数週間~数カ月 の売買です。
この部分がわからない方は、以下の記事で詳しくまとめておりますので、
まずはそちらを見てみてください。
四季報を活用した投資手法
中期投資における株式投資は、「成長」と「安定」の2つのキーワードが重要です。
なぜなら、投資家はその企業の将来性に投資を行い(成長)、
またリスク管理の大前提として、倒産しない会社(安定)を選ぶためです。
「成長」に紐づくデータは以下のとおり
・業績、時価総額、ROE / ROA、営業CF/ 投資CF、PER、チャート
「安定」に紐づくデータは以下の通り
・ROE / ROA、自己資本比率
以下の記事で詳しく説明していますので、まだ見ていない方はご覧ください。
また、一つずつ詳しく知りたい方は、是非以下の専門講座にも参加してみてください。
(ぼくもこの講座に出ましたが、とても勉強になりました。)
そして、選ばれた銘柄について、詳細の会社分析を行っていきます。
その先のステップについては、以下の記事を見てみてください。
ピックアップ銘柄3選
今回の四季報で、ぼくが新規でピックアップした銘柄の中でも、特に気になる3銘柄を紹介します。
1)6941 山一電機
・事業内容
半導体検査工程に使用されるIC(集積回路)ソケット製品や電子・電気機器向けコネクタ製品等の機構部品の製造販売
・四季報データ
時価総額 : 448億
自己資本比率 : 71.2%
ROE : 10.7%
PER : 7.3倍
・チャート
良い点
・今後伸び代が大きい半導体業界
・PER低水準 年初のインフレ煽り、ウクライナ問題で売られすぎ水準(RSIも低い)
・上昇角度は緩やかだが、綺麗なトレンドラインを形成
懸念点
・ゆるやかな上昇のため、投資効率はやや悪いかも、、、(保有期間が長くなるかも)
個別株の少なくとも一つに半導体銘柄は加えておきたいです。
この先どんどん需要が拡大する業界で、伸び代は一番あると思います。
2)3798 USLグループ
・事業内容
顧客企業の競争優位性を支える戦略的IT投資領域におけるコンサルテーション及び受託開発からなるコンサルティング事業を展開
流通、製造、情報サービス系に強み
・四季報データ
時価総額 : 225億
自己資本比率 : 84.7%
ROE : 15.2%
PER : 17.8倍
・チャート
良い点
・成長率がえぐい、、、利益は20%超え 自己資本、ROEなどの指標も申し分なし
・長期的に綺麗なトレンドライン形成 値幅も大きい(より利益を狙える)
・週足MACDもクロスし上昇トレンドへ
・四季報前号比増、さらに強気判定も
懸念点
・この2週間上昇で、直近安値までの距離ができた(損切ラインが遠い)
この銘柄は、実は思い出ありまして、、、前回購入していたのですが、
その時は損切からの翌日からの暴騰連打で株価が2倍近くになっていた銘柄です、、、
ファンダメンタルは素晴らしいので、その後月一チェックリストに入れてましたが、
近々のグロース売りによって、結構な所まで価格が下落して、
良いチャートになってきたので、改めて購入検討リストに昇格しました。
損切ラインが遠いので、一旦反転して少し下がった所くらいで買えたらベストですね。
日足のRSIも高水準なので、一時的な下落はあるかもしれません。
3) 3983 オロ
・事業内容
自社開発ERPソフト提供 web活用のマーケティング支援など
クラウドソリューション事業、デジタルトランスフォーメーション事業の2軸
アジア各地に現法があり
・四季報データ
時価総額 : 396億
自己資本比率 : 82.1%
ROE : 21.2 %
PER : 24.8倍
・チャート
良い点
・成長率がめちゃめちゃ高い 22年 ⇒ 23年でも経常利益は、15%以上の伸び率
・直近は、かなり売りこまれ ⇒ レンジ相場なっていいて、株価の下落が落ち着いた感じする
・25日線までの短期的な回復見込みあり
・損切ラインが明確(直近レンジ相場安値付近)
懸念点
・PERが、今の相場では高い方になるかも、、(10%前後で安い銘柄がたくさんある)
・チャートの形は悪い(トレンドラインも引けない MA線も全て下回っている)
チャートは、このブログで紹介しているルールから少し外れてしまうのですが、、、、
株価の下落が始まったのが、グロース ⇒バリューが強く意識され始めた11月ころからで、
年明けには、インフレ懸念でさらに加速 ものすごいスピードで下がっていきました。
ただ、下がった所は、コロナショックで価格が大きく下がった水準と同じくらいまで行っているので、これはちょっと行き過ぎかなと、、、
直近安値は完全に損切ラインとして設定して良いと思います。
細かい分析をすると、直近の週足のRSIも20以下となっていて、売られすぎ感が鮮明でした。
そこから今上昇に転じていて、MACDも上昇トレンドになりそうなので、数週間で増加が見込めるのでは、、、と考えています!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の春号は、チャートがかなりイケてる銘柄が多かったように感じます。
自分は手札銘柄に加わる企業が結構多く(大体25くらい)で、さらに増えてしまったのでちょっと管理が大変になりそうです。。。
その分チャンスが増えているととらえて、しっかり利益を狙っていきたいです!(この1か月は、結構パフォーマンス良い!)
あとは、半導体業界を今勉強しています。
半導体といっても、設計をメインとするところ、生産をメインとするところ、
生産の中でも色々と別れていて、それの検査用の、、、とよくわかってないです!
日本の企業でも、半導体装置など特定分野においては世界シェアが高い企業がまだまだ存在しているので、
ウォッチしていきたいですね。個別株でなく、半導体関連のETFなどを長期保有も、良いと思います。