こんにちは、あつろうです。
このブログは、「これから株式投資を始めたいと思っている人」、
投資初心者で、「これから投資家として成長したい人」、に向けて、
【株式投資初心者が利益を上げるまで】を目的として、
株式投資に役に立つ知識や、ノウハウを発信していきます。
今回のテーマ SPXLに注目しています【短期~中期投資に取り入れたい銘柄】 です。
今は、空前の長期投資チャンスが到来していますね!
今がもうすぐ底なのか、それともこれから高金利の影響で企業業績見通しが軒並み下がり、
不景気によるさらなる株価下落が待っているのかはわかりませんが、NYダウは高値から約20%下落していますが、
長期的に見れば右肩上がりに上がっていくので、少なくても下落分は絶対に儲かるというスタンスでおりんす。
さてそんな中で、今回取り扱う商品は、短期~中期的に買っていく準備をしたい銘柄で、
SPXLというS&P500に連動するレバレッジ3倍のETFになります。
以下に沿って解説していきます。
・SPXLとは
・レバレッジのメリットとデメリット
・今だからこそのレバレッジETF
レバレッジと聞くとリスク高めと思いますが、その通りです!笑
ただ、特性を理解して、ポートフォリオに組み込むのはアリだと思います!
SPXLとは
アメリカの主要指数であるS&P500に連動するETFの一つで、値動きの3倍を目指すレバレッジ型のETFになります。
正式名称は、「Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF」です。
運用会社 : Direxion Investments
経費率 : 0.95%
基準価格 : 133.94 USD
純資産額 : 34,890 USD
かなりメジャーなETFになるので、SBIや楽天証券でも結構色々と取り扱いはあります。
ちなみにちょっと初歩的な情報も織り交ぜておくと、S&P500は、アメリカの代表TOP500企業みたいなものなので、
いわゆるこの指数に投資する = アメリカ全体に投資するという分散投資になります。
アメリカ様は、言わずもがな世界No1の経済大国(GDP一位)で、過去100年間を見てずっと右肩上がりで成長し続け、
そしてこれからも緩やかな人口増が見込まれ、まだまだ経済は発展していく国であります。
なので、長期視点で考えたら、これから発展していく = 株価も上がっていく ことが予想されるため、
長期投資(20年以上保有する前提投資)であれば、リターンを得られる可能性が高い
というのがこのブログで何回も言ってきていることであります!
なので、今回はそんなアメリカ全体に投資するETFなのですが、
レバレッジを本当にかけて良いのか ということを焦点に、説明したいと思います。
レバレッジのメリットとデメリット
・メリット
上がった時のリターンが~倍になる(SPXLであれば3倍)
※約3倍になる想定ですが、保有期間と価格変動経緯次第では、パフォーマンスが変動します。
・デメリット
リスク3倍は当然なのでそれはさておき、一番はやはり長期保有時のレンジ相場推移の場合、
レバレッジの数字以下のパフォーマンスになってしまう可能性がある ということです。
これは、レバレッジ型ETFの特徴であるのですが、要はどのように指数の2倍や3倍に連動するように買っているかというと、純資産の2倍や3倍になるように先物買いを行っています。
純資産100億で、レバレッジ2倍の場合、200億の先物を買っていることになります。
この時、当日10%の値上がりがあったとすると、200億 ⇒ 220億になります。
なので、純資産は、利益を上乗せすると、100 + 20で120億となります。
そうすると、レバレッジ2倍の場合は、純資産の2倍連動とならないといけないので、
翌日に先物をあと20億買い足すことになります(220 + 20 = 240となるので、120の倍になります)。
この買い足した20というのがポイントは、既に10%値上がりした価格で購入している(高値で買っている)ことになるので、
例えば翌日に大きく下落する場合は、高値で買っている分大きく損をすることになります。
これが、レバレッジがレンジ相場に弱いと言われる理由です。
詳しくは、以下のサイトに詳しく記載ありましたので、参考までに。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=51543?site=nli
なので、基本的には波打ちしながらチャートを形成していく長期投資にはあまり適さないETFであると言えます。
今だからこそのレバレッジETF
だがしかし!結論から言うと、上昇トレンドに変わったタイミングで、アメリカの指数連動レバレッジ型ETFを購入するのは アリ と思っています。
ポイントは、直近のアメリカ株の大幅下落です。
このブログでも散々言ってきていますが、アメリカ株においては、ほぼ確実に前回高値の価格に戻るときは来ると思っています。
改めて、SPXLはS&P500指数の3倍の値動きを目指すETFです。
S&P500は、1月の最高値から直近で約25%下落しているのに対し、SPXLは約65%下落となっています(やはり上下を繰り返しているので3倍じゃないですね!)。
なので、大きな流れで株価が上昇するときをとらえることができれば、この前回高値までの上昇というのは何十年もかかるとは思えないので、
比較的早くキャピタルゲインを得ることができるのではないかと思います。
そして上述の通り高値まで65%の戻り期待があるので、レバレッジETFのへたくそ売買のデメリットを抑えつつ、
最大の強みを活かして、普通のVOO(S&P500指数に連動するETF)などのレバレッジの無いETFよりも、
高いパフォーマンスを出せるのではと考えています。大きく下落しているこの局面だからこそ買うチャンスですね!
ただし、焦って買ってはダメですね。あくまで短期~中期投資のため、どこかのタイミングでは売ることが必要です。
また、下落してしまうと3倍のダメージがありますので、上昇トレンドに転換した最初の安値の切り下げが確認できたタイミングで良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
レバレッジ型ETFはその特徴から短期~中期投資向けの商品となりますが、
アメリカ株の株価推移や現在の状況を考えると、ポートフォリオの一部に加えても良い銘柄と思います。
ポイントは買い時と思いますので、今はインフレと金利の動向、
そして各企業業績をひたすら注意をしてみていき、流れが変わるタイミングで波乗りしていければと思っています。
ちなみに、半導体指数(SOX)というものもありまして、その3倍もあります。
SOXLというものですが、これは高値からなんと約90%下落しています、、、
少し前から起きている資材不足による供給減の影響や、中国との貿易リスクがあり、
高金利ありと逆風がビュンビュン吹いているための下落と思いますが、これからの時代、
半導体は必要不可欠であり絶対量も確実に上がるはずなので、これらも株価は上がってくるタイミングがあると思っています!